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2010年3月12日 (金)

最後の授業

授業最終日でした。しかも代講の補講です(笑)。

今年の各科目の最後の授業は、音楽の話や技術の話ではなく、もっとメンタルな話をしようと決めていました。ミュージシャンや音響や映像の世界で生きていく彼らに、僕が最後に伝えられることは何なんだろう…と、考える日々が続きました。

結果として、生々しい過去の自分や、四十過ぎても悩みながら制作している毎日を語るしかありませんでした。そこには、威厳もプライドも何もない。そうだよ。たまに先生業もやっているだけで、俺だって、普通のどうしようもないミュージシャンなんだから。

手を汚すことを恐れていては、何も生まれない。たとえば、仮に音楽の90%は想像や技術で書けたとしても、人の心を捉えるのは、残り10%のリアリティー。そこは、現実に自分が見て感じて味わったことだけが勝負。

「生き急ぎなさい。」

そんな当たり前だけど過酷なことを、二十歳そこそこの子達に教える。
何なんだろうなぁ。この世界。

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コメント

>現実に自分が見て感じて味わったことだけが勝負。
これなのでしょうか?・・・
粋夏さんの歌詞に惹かれる理由
特に「A WAY」

投稿: アルカス | 2010年3月14日 (日) 13時29分

アルカスさま
そうですね。あの曲はまさに彼女の生の言葉だと思います。
若く、重い言葉ですよね。

投稿: うたもの | 2010年3月15日 (月) 16時44分

この記事へのコメントは終了しました。

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