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2010年3月 8日 (月)

感動に飢えている

100301cd
街を歩くたび中古CDを漁ってしまうのは、充電不足な証拠。
感動に飢えている、と言っても良いかも知れません。

ふと思い立って、10年前くらいに一緒にバンドをやっていたシンガーソングライターのデモ音源を、久しぶりに引っ張り出して聴いてみた。

ゾクゾクした。

何の根拠も無い自信と、先の見えない不安。
背負い続ける覚悟と、投げ出したくなる衝動。
溺れることへの憧れと、それを許さないプライド。
そんな中で作ってきた音の数々。

きっとあの頃の曲は、もう再現出来ないと思う。

と、今、うっかり書いてしまって愕然とした。僕は、この10年の間にそんなに生きざまを変えてしまったのだろうか。ぬるい幸せの中に、音楽など生まれない。音楽を作るすべての原動力は、今、自分の身のまわりで起きていること。波風が無ければ妄想でもいい。いつもいつも、何かしらのザワザワを感じていることが、きっと音楽家には必要なんだと思う。

飛び始めた花粉に涙しながら、そんなことを思い直したり。

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