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2010年3月 1日 (月)

映画「僕たちのプレイボール」

浅田真央選手の演技に涙したり、チリ沖地震の惨状に呆然としたり、そんな毎日。今居る現実は、偶然ではなく必然なのでしょう。非常に難しいことではあるけれど、自分も含めすべての人を受け入れて、ちゃんと意思疎通したい。まあ、それが出来ないから、音楽のように、うまく心を逃がす手段があるんだとも思うのですが。

最近思うこと。人間は、常に「いじめられっ子」を求めている。
盲目的な政治家叩きに公務員叩き。中途半端なナショナリズムから来る外国人叩き。ネット社会の発達は、圧倒的な便利さと引き換えに、面と向かっては話せないような下劣な意見達にも、独特のコミュニティーを与えてしまった。その結果、あたかもそれが市民権を得ているような錯覚をもたらしてしまっている。より良く生きるための自己批判などすることもなく、誰でも良いから叩かれ役を探している大人達。

そんな大人達を子供が見上げた時、果たして自分の信念など持ち続けることが出来るだろうか?僕は疑問だ。
こんな僕とて、とても子供達に誇れるような大人ではない。いつも、限りなく黒に近いグレーの部分を持ち続けながら生きている一人だ。けれども、職業柄、顔をさらして名前をさらして必死に生きている姿には、彼らの前でまっすぐに立てる資格はあると思う。また、せめてそれだけは、持ち続けたいと思う。

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まっすぐな少年達が主役の映画、「僕たちのプレイボール」。昨日2月28日は、一般向けの完成披露試写会が中野サンプラザで催されました。太田は、主題歌「ここから始まる」の作詞/作編曲と、挿入歌の編曲を担当させていただいております。何回見ても、素朴に涙する映画です。監督の三村順一氏も、
「けれん味のない、素晴らしい映画です。」
と自ら評しています。確かに、この映画には作りモノの特殊効果とか、大風呂敷を広げたようなお涙頂戴シーンなどは一切ありません。小さい役者達が、夏休みをすべて返上して本当に野球を特訓し、本当に試合をし、それを淡々と撮影したドキュメント映画に近い雰囲気を持っています。だからこそ、僕ら大人が忘れかけている匂いが伝わってくるんだと思います。

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もしかすると、映画を見終わった瞬間の感動は、豪勢なハリウッド物に対して小さいかも知れない。けれども、心のどこかにずっと引っかかって離れない。ユニフォーム姿の彼らの前で、まっすぐに立ち続ける大人でありたいと思う、そんな映画です。

2010年5月15日。東急系にて全国ロードショー開始。どうぞお見逃しなく。

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