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2010年3月30日 (火)

ギターアンプ改造準備

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改造準備として、まずは愛機JC-77のアンプ部を開けてみました。

見るからに懐かしい造りです。巨大な電源トランスとブリッジダイオードと電解コンデンサで構成される電源部。そして、紙フェノール樹脂の基板には、古典的なリード部品。製造業を目指す現代の若者が見たら、
「骨董品ですか?」
と言われそう。でも、これがたかだか25年ほど前、ちょうど僕がプロの回路設計者を目指していた時代の製品です。

余談ですが、この30年ほどの技術革新って何だろう?と思います。レコードがCDになり配信になり、コンピューターが普及し携帯電話が出来て、僕らは圧倒的に便利になった半面、ますます孤独になっていく。10年以上にわたり、電機メーカーで最新機器を設計していた僕などもその加害者ですが、便利さと引き換えに失う物があまりに多いことを、年を取るごとに痛感します。

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そもそも、改造しようと思った原因は、その多すぎる「サー」という残留ノイズです。そのノイズの元凶…と推測されるICです。三菱電機製(現:ルネサス)のM5218L。元々はRC4558というレイセオン社のローノイズオペアンプがあり、それの互換として作られたのものです。JRCのNJM4558や三洋電機のLA6458など、国産でもほぼすべてのICメーカーが互換品を出している大定番です。ただ、本機の場合は入力インピーダンスの設計値が高い(1MΩ)ため、ローノイズICの良さを発揮出来ず、入力段の1/fノイズが大きくなっていると推測します。これを、JRCのNJM072BLというFET入力タイプに変更することにより、ノイズを低減できるのではないかと企んでおります。

さあ、あとは部品を入手して改造するのみですな。

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