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2008年11月22日 (土)

赤い花白い花

081121recorder

久々にソプラノリコーダーを吹きました。どうしてもアレンジ上、笛の音色が欲しくなり、しかもMIDI打ち込みの音色ではどうしても満足行かなくなり、自分で笛を録音しました。売り物レベルの演奏は、なかなか難しいなぁ…。

録音しながら、なぜかアタマの中で"赤い花白い花"(歌唱:赤い鳥)が回っています。

「赤い花つんで あの人にあげよう…」
なぜ、突然この歌が回るんだろう?と不思議に思っていたら、だんだんその頃の出来事を思い出して来ました。そういえば、"赤い花白い花"は僕が最初に編曲というモノに手をつけた曲だったのです。

小学5年生の学習発表会の練習。ちょうど今の時期だったかな?どういう経緯かは忘れましたが、リコーダーでみんなでこの曲を吹くことになりました。当時の1クラスは、少子化進む今とは違って45人程度。45人でフォークソングを吹いても、味もへったくれもない。なので、
「先生!2パートにしませんか?」
と提案したのでした。
「でも合奏の楽譜が無いでぇ。」
「いや、僕が作るよ。」
「じゃあ、せっかくやからみんなで考えてみようか~。」
と、みんなで考えるもそんなに思いつくはずもなく、結局、僕ともう1人(女子)の2案が出ました。僕の案は、今考えると笛のメロディーではなく、主旋律に対し1拍遅れで裏メロが入ってくるストリングス風な編曲。しかも主旋律がブレスするところで16分音符の駆け上がりがあったり…確かに難解な譜面です。
「じゃあ太田君、自分で吹いてみて。」
「はい。」
で、延々吹き終わった後の先生の反応。
「うーん…それ、メロディーがようわかれへんなぁ…」
「えーっ!?じゃあ、誰か主旋律も吹いて!俺、それに合わせるから。」
で、再度挑戦。
「おいおい!おまえ、主旋律が俺につられるなよ!」
「だって、お前の笛が途中から入るからつられるねん!」
「えーっ!?初めから2パート入ったらかっこ悪いやん!」
「そんなん知らんよ!音楽家じゃあるまいし!」
と、まあ散々な結果に。

そのあと、どういうフレーズが採用になったか忘れましたが、何せ初めての編曲ですごく妥協をしたことを覚えています。もしもあの時、先生が僕のフレーズの真意を理解してくれていたら、もしかするとその後の人生が変わっていたかもしれません。まかり間違って音楽大学に行ったりしてね…(笑)。そんな懐かしい教室の風景を思い出しました。

ああ、そういえば、中学校の文化祭で、ブラバンの奴らと一緒に谷村新司さんの"チャンピオン"をやることになり、僕の編曲譜面で初めて練習した時、それぞれのラッパのキーが違ってとんでもないことになったっけ。「移調楽器」という存在に初めて気づいた瞬間でした(笑)。あの時のハチャメチャな音は、今でも忘れられません。


時は流れて今、うちの子供が通う小学校の音楽の先生は、学芸会の合唱(伴奏はMD)で何を思ったのか途中からドラムを叩いておりました。盛り上がると思ったのかな?
「コラーッ!叩くならもっとまともに叩け~!お前のせいで子供のリズムが悪くなるわい!」
と、アンケートに辛辣に書いてしまったのは言うまでもありません。ええ、それがプロの世界ですよ。中途半端なことをしちゃぁいかん。

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