レコーディングの新相棒!

レッスンとレコーディングの合間に"楽器の街、新大久保"へ。
とりあえず、アコースティックでは王道のK楽器本店へ。正直、ここの店独特の敷居の高さは、太田にとって苦手です。試奏する楽器の金額によって、店員さんが客を見る目が変わる。まあ、商売ですから当たり前なんですが…。
で、まずは石野真子さんサポートでご一緒した山梨鐐平さんが使っていらっしゃる、"JOSE YACOPI(ホセ・ヤコピ)"から試奏。これ、以前楽屋で弾かせていただいた時に感動したものです。ここで弾いても、素晴らしい木の鳴りです。ただ、太田がガンガン使うには、ちょっと楽器が繊細すぎるのも事実。独特の板の薄さや保存上の注意など、かなり気を使う楽器なのです。なので、この音を基準に、もっと大らかに扱える相棒を探すことにしました。
次に松岡の"M-100"。先日、吉祥寺で気に入ったモデルです。ちゃんと静かなところで判断したかった。でも、やはり一抹の不安の通り、低域の鳴りに限界がありました。個体差もあるのかな?おそらく、レコーディングではマイク乗りは良いかもしれないが、個人的にはもっと「グワンッ」という低域が欲しい。でも高域の明るさは好きです。
ここまで来て、店員さん曰く、
「この高域のテイストがお好きならば、こんなのどうですか?」
と、奥のショーケースから出して来たのが、九州は久留米にあるアストリアスギターの製造主任"辻渡"さんの中古モデル。結論から言うと、これが素晴らしい!大らかな低音の鳴りと「パキーン」とした高域。そして、日本製特有のテイスト。それは、
「太田が弾いてもうまく聴こえる!」
これ、非常に重要なポイントです。勝手に楽器がフレーズを生み出してくれる。
「お客様の叙情的なフレーズにピッタリですねぇ。」
「いや、楽器に弾かれているだけなんですよ…(笑)」
こういう楽器じゃないと、太田は食えません。ワッハッハ。笑ってる暇があったら練習しなさい。はい。

まあ、一度頭を冷やして考えようと思い、斜め向かいの中古楽器屋へ。ここは敷居が低くていいです(笑)。店員さんもやさしい。結構、知り合いのプロミュージシャン達も通ってます。だってさ、スタジオミュージシャン(死語ですが…)ってそんなに高給取りじゃぁないから、楽器に投資するにも実はなかなか難しいわけですよ。でも商売道具だから圧倒的に良いものを持たなければいけない。で、中古楽器となるわけです。
偶然にも、K楽器と全く同じ"辻渡"さんのギターがありました。試奏した感じもほぼ同様。やはりしっくり来ます。個体差が無いのは、製造が安定しているんでしょう。もう、この楽器しか考えられません。ただ、こちらは傷も皆無で、K楽器よりちょっぴり高かった。。。惜しい。
結局、K楽器店に戻り購入。年末〆めギリギリの設備投資となりました。その直後のレコーディングで早速使ってみたところ、やはり圧倒的に楽です。コンプレッサーのアタック設定を追いこまなくても、木の鳴りが素晴らしい。これで、エンジニアさんにも多少楽をしてもらうことが出来るでしょう。僕も、ガットギターのレコーディングのたびに悩まなくても済みそうです。長いこと探した甲斐がありました。























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