移動運が無い日

あべの橋を出発してしばらく。四ツ橋筋はこれぞ大阪名物「3重駐車タクシー」の列。そんな時、突然バスの乗務員さんがマイクを取りました。
「えー、このバスは冷房に若干不具合がございます。」
へぇ~。そうかなぁ?ちゃんと効いているけどなぁ。
「おそらく現在の温度は、新宿までは持ちません。」
えっ???車内蒸し風呂になっちゃうの?窓も開かないし。朝起きたらみんな脱水症状やな。
「従いまして、茨木駅前にて車両交換をいたします。只今、代わりのバスがこのバスを追いかけております。恐れ入りますがお乗り換えをお願いいたします。」
ほほーっ。そんなこともあるんですねぇ。
というわけで、茨木駅前にてモタモタしていたら何と40分遅れで出発。ん?このままでは首都高速の朝渋滞に巻き込まれて大変なことになるのでは?と思って前を見たら…さすがプロの運転手さん!およそバスとは思えないくらい、猛烈に飛ばしております。たまたま一番前の席だったので運転席を覗き込むと、何とスピードメーターは右に張り付いています!ということは、メーター右端の130km/hは確実に超えております。恐るべし、プロの執念(かなり怖いんですけど…)。
そして、その横には控え運転手さんが、
「どないなっとんねん!うちの会社の整備は!」
と、携帯電話で怒鳴り散らしております。
で、まあ運転手さんたちの執念の結果、新宿にはほぼ定刻に到着。無事でよかった。
ところが、新宿駅では、
「今朝の池袋駅での人身事故により、山手線外回りは現在運転を見合わせております。」
ありゃりゃ。こっちもかい。
やむなく、周りの人々と一緒に埼京線ホームへ。わぁ~!ただでさえ大混雑の埼京線に、さらに山手線の大量の人が流れ込むと、エライ騒ぎですねぇ。ホーム端を歩いていて楽器と人がもつれるたび、線路へ落ちそうになります。本当に落ちそうです。マジで怖いです。でもここでモタモタすると昼一の仕事に間に合わないので、心を鬼にして前に進みます。まさに戦いです。
そんなこんなで、何とか無事に夕方を迎えられました。
残るは都立大学でレッスン1本。そろそろ腰が痛いです。

東京に居ると、なんだか仕事以外のことが見えなくなります。働いて、稼いで、税金を払って社会貢献をする。その価値観だけにおぼれそうになります。でも、本来僕らの仕事は、それ以外の貢献の方が大きくあるべき。久々に帰省して、そんな当たり前のことを思い出したつもりなのに。それでも、周りの人々のあまりの必死さを見てしまうと、ついついまた。
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