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2008年6月30日 (月)

ライブお礼!と、おわび

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オオフジツボレコ発ライブにご来場の皆様。ありがとうございました!
あまりに人が多すぎて、厨房が一時パニックとなり、演者の3人はステージ上以外に居場所を失っておりましたが、それとて我々にとってはうれしい悲鳴。ライブのたびの皆様の叱咤激励のおかげで、何とか無事ファーストアルバム「空の鼓動」を発売するに至りました。あらためて、心から感謝申し上げます。
次回の「音や金時」でのライブは、10月25日(土)とかなり日が空いてしまいますが、夏~初秋にかけてアルバムプロモーションも兼ねていろいろ出没するつもりでおります。是非チェックしていただけると幸いです。


さて、オオフジツボのライブから一夜明けた昨日は、さいたま市のとある老人ホームでの慰問演奏でした。実は僕、老人ホームって初めての体験で、どのように皆さんと接すればいいのか非常に不安だったのです。曲目も、事前にいろんな状況をシミュレーションして、何十曲も持って行きました。で、ステージでの第一声。

「みなさーん!こんにちは!」
「こーんーにーちーはー!」
「お元気そうで何よりです~!」
「はーいはい…」

なんと心温まる声でしょう。太田、芸風ではないのですが、ついつい弾き語りスタイルで歩き回っておりました。会場の皆さんも一緒に歌ってくださって、短いステージでしたが胸にぐっと来るものをかみ締めながら帰路に着きました。皆さん本当にありがとうございました。また伺いますね!


さて、帰ったら、宅録仕事と資料作り。
「あれ?今日、友人のライブ行く日じゃぁなかったっけ???」
しかし仕事が終わりません。仕事があるということはありがたいことですが、ついつい重なるのですねぇ。この時間、やっと一息ついております。

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というわけで、末筆ながら、ここ2日間でいろいろドタキャンしてしまった皆様に、深くお詫び申し上げます。

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2008年6月27日 (金)

耳をいたわる

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告白しますが、実は今年の春あたりから、ちょっと左耳の調子がおかしい日が多くて…。なぜかシコタマ呑んだ次の日に起こることが多いのです。もともと車酔い体質だから、三半規管の不調かも知れません。

たとえば受話器を取って左耳に当てます。次に右耳に当てます。明らかに音程が違って聴こえると。右耳から聴こえる音は、昔から耳慣れた「ツー」という音。左耳からは、それがちょっと低めの音に聴こえると。

どうも左耳だけ、音圧によってモワモワ歪んでいるようなのですね。ためしに、ちょっと受話器を離すと問題なかったりします。

今のところ仕事に直接差し支えは無いのですが、レコーディングの際に左に振った音をヘッドフォンでモニターする時に、音程感が狂って気持ち悪いのですねぇ。ミックスダウンも、左右を反転させて再確認したりしてます。このまま続くようなら、仕事柄ちょっと大事を見て、医者にでも行こうかと思っております。あと、多少酒を控えると(笑)。

まあ、この程度の体調不良でグダグダ言ってもしょうがないので、ガツガツ働くこととしましょう。いつの間にかこの命、音楽によって生かされているのだから。


さて告知です。晴れてオオフジツボのサイトがオープンしました!何とかわいいこのサイト。さすが本職のwebデザイナーさんは違う!

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2008年6月26日 (木)

カレーなんていかが?

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朝から夕方まで、みっちり録音仕事を終えて、夜から虎ノ門でnude同窓会。美味い酒に新鮮なつまみ。最高です。理屈ぬきに楽しゅうございました。

気分が良いので、夏の料理レシピなど。

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<さわやかな味わいの骨付きチキンカレー>
こってりした欧風カレーとは対極にある、うまみ凝縮かつさっぱりしたさわやかなカレーです。

1)骨付き鶏モモ肉にカレー粉とニンニクを擦り付け、30分以上置きます。擦り付けることによって鶏肉の水分を出し、臭みを無くします。

2)フライパンにサラダ油を敷き、1)の鶏肉を炒めます。全体にキツネ色になったところで、ジャガイモ、玉ねぎなど他の具を加え、玉ねぎがキツネ色になるまでさらに炒めます。ここで日本酒があれば、ちょっと火をつけましょう。焼酎はダメです。アミノ酸が無いので効きません。

3)つぶしたトマトを加えさらに炒め、スープの素を適宜加えます。トマトのアミノ酸によって非常にコクとうまみが出ます。

4)味見を行い、カレー粉を足します。ここで基本スパイスを調整します。

5)最小限の水とローリエ(月桂樹の葉)を加え、鶏肉が崩れそうになるまで(30分ほど)煮込みます。

6)めんつゆ、塩、しょうゆなどで適宜塩味を整え、出来上がりです。めんつゆが効き過ぎるので、入れすぎないよう。ガラムマサラなどあれば、より香りのいいカレーに。
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いかがでしょう?おいしく出来ましたか?

でも、たまにはプロの味を食べてみたいもの。そんな方にお勧めなのが、西荻窪「音や金時」。ネパール料理が得意なマスターですが、特にここのラム肉を使ったカレーは本当に美味い。是非ライブの時には注文してみてください。もう明後日ですね。皆さん、お待ちしておりますよ!

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オオフジツボ「空の鼓動」レコ発ライブ
2008/06/28 西荻窪"音や金時"
Open18:30/Start19:30 \2,600
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2008年6月23日 (月)

出会いと一目惚れの日々

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無事、紫蘭まきさんの公演が終わり、演者/スタッフ一同安堵の打ち上げ。

ホールコンサートは人手がかかります。しかも今回は、邦楽/POPSの2ステージ構成だったため、主演の紫蘭さんはもとより、スタッフの方々の準備たるや、さぞ大変だったろうと想像します。皆様おつかれさまでした。また、お足元の悪い中ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。この素晴らしい出会いに、心から感謝しております。


さて、出会いとはひょんなところにあるもので、本日、別件のリハーサル帰りの電車で、僕の前に座った美人。
「あれ?元祖不思議ちゃん系ボーカリストの、あの人だ!」
この方、座ってしばし安堵の表情で居たのですが、突如思い立ったように前に置いたスーツケースを空け、なにやらガサゴソと…。奥の奥から出してきたものは、牛乳蒸しパン4個入り(笑)。それを、本当に幸せそうに、極めて上品な笑顔で4個平らげちゃいました。
「電車で物を食べるのはやめましょう。」
なんて、特に今の世の中はとかく公衆マナーにうるさいですが、この子(年上ですが…)ならいいじゃないか?と思わせる笑顔です。この笑顔と行動を見ていると、もう僕の興味は最高潮です。

次は、携帯で留守電確認→メール確認です。行動は普通ですが、メールの確認する際の表情変化にびっくりします。驚くほど怖い表情をみせたかと思うと、次の瞬間、笑顔に変わる。この2つの表情で、眼の大きさが3倍ほど変わります。普通の人なら引いちゃうかもしれません。でも、こんなにも豊かな表情を人前で堂々と晒すことが出来る彼女に、正直、僕は一目惚れです。こういうアーティスティックな方と出会うたび、自分のあまりの凡人さにコンプレックスを感じてやみません。願わくば、一緒に仕事させていただいて、その世界観を少しでも分けていただきたいなぁと。そんなことばかり考えます。

そんな不思議ちゃんな出会いにも、日々感謝しつつ、これからアレンジな日々に突入です。

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2008年6月20日 (金)

MTRその後とライブ告知

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MTRの記事を書いて、よく考えたらウチには友人から借りて故障中のMTRがありました。
「これを修理すれば、何も問題ないんじゃないか?友人も喜ぶし、僕も投資ゼロだし、ブログネタになるし(笑)。」
と思い立ち、深夜黙々と修理を行いました。元々、ハードディスクを認識せず初期通信が完了しない。結果、ハングアップ(ウンともスンとも言わないこと)してしまうという故障でした。だから、ハードディスクが一番怪しいと言うわけです。たまたま以前バックアップ用に使っていた80GBのHDDが余っていたので、早速交換です。

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こうやって交換して、

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あ!HDD認識した!

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そしてHDDフォーマット中…。しかし深夜から始めたフォーマット工程、朝になっても終わりません。結局80GBをフォーマットするのに20時間ほどかかりました。でも、おかげさまでこれでライブ同期音源はバッチリです。あとは…初回リハーサルまでに編曲するのみです(苦笑)。


さて、明日はいよいよ紫蘭まきさんのコンサートです。邦楽とポップスの融合、みなさま是非お楽しみください。なお、現在ほぼ満席となっているようですので、ご予約でない方は至急、下記事務局までお問い合わせください。

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紫蘭まきコンサート「歌蘭譜~昭和カフェにようこそ~」
2008/06/21(土) Open17:15/Start18:00 \3,500
会場:けやきホール(古賀政男音楽博物館1F)
ご予約/お問い合わせ:歌蘭譜事務局090-6415-1445
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やっぱり大五郎か???

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大五郎は2.7リッターまでしか無いので、ここは4リッターの宝焼酎に。
オヤジ道まっしぐら。

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2008年6月19日 (木)

最近のMTR市場

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「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」
「コンパクトなMTRを探しているんです~。」
「どのような用途で?」
「ライブでの同期用です。なので、モニター出力にはクリックを出して、メイン出力はオケです。」
「ああ、小さい物ではモニター出力は無いですね…。」
「じゃあ、AUX SENDでもいいですよ?」
「それも無いですねぇ…」
「えーっと、じゃあクリックは外部で鳴らすのでMIDI出力でも…」
「いや、MIDIが一番無いですねぇ。」
「ええっ?そんな製品、みんなどうやって使うんですか?」
「せいぜいデモ音源制作程度ですよねぇ?」
「それでデモ音源出来ますか???」
「まあ、メモ録音程度の音源ですよねぇ(苦笑)。」
「はぁ…」

確かに、近年の制作環境はMTRからPCに移行したからMTRの重要性は薄れているんだけど、何だかリズム音源などの付加機能ばかり競っていて、結局どれ一つまともに使えないものになっていないだろうか?個人的にはいっそADATの縮小版/廉価版を望みたい。

「あっ!お客様!すごいお勧めがありましたよ。」
「どれどれ?」
KORGのD888という製品です。お客様の言われている、まさに"古いタイプの製品"ですよ!」
「おおっ!でも僕、一度も"古いタイプ"なんて言っていないよ?」
「あっ…失礼いたしました。やや大きいですが…」
「まあ許容範囲かなぁ。これの4トラック縮小版なんて無いですよね?」
「ありません。」

このKORG君、何も付加機能はありませんが、ミキサー付きMTRとしての仕様に不足はありません。きっと売れるんだろうなぁ…

でも、やっぱりノートPCからオケを出そうかと画策中。リハーサルのたびに簡単にエディット出来るしね。あ、だからますますMTRが流行らないのか…

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2008年6月18日 (水)

文系ミュージシャンと理系ミュージシャン

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発売までのお楽しみ…とか言いながら、よく考えたらもうすぐamazonあたりで出てきてしまうので、「空の鼓動」のジャケット写真など。

詳しくはアコーディオン藤野由佳さんの日記を参照いただくとして、制作中に僕が一番感じたのが「文系と理系の違い」。Violin壷井さんが手塩にかけたミックスダウン音源を聴きながら、例えば藤野さんの場合、
「もっと三者混然な感じで皆がもう少しみっしり前にでた感じ、でもヴァイオリンはさらにその上に突き抜けて…」
素晴らしくクリエイティブな表現に、理系のワタクシ、感動してしまいました。一方の僕の言葉と言えば、
「リバーブの高域反響音がやや過剰なので、深さそのままでややダンプして…」
とか、
「ギターのコンプのアタックを早くして、かつ12kHzあたりを2dBほど下げて…」
とか、まったく頭の固い親父のようなコメントしか出来ない自分に、落胆。

まあ、そんな文系理系入り混じった3人がタッグを組んで、何とか出来上がりました。手前味噌ですが、出来上がりはえらく良いですよ~。以下、先日載せ忘れた曲目など。

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1. Eternal Reflection(作曲:壷井彰久)
2. Reel set#1(Traditional)
3. 海鳴り(作曲:藤野由佳)
4. 想い出は美しすぎて(作曲:太田光宏)
5. Jig set(Traditional)
6. country life(作曲:藤野由佳)
7. a bird had past(作曲:壷井彰久)
8. 冬将軍の空(作曲:太田光宏)
9. 紫陽花の庭(作曲:藤野由佳)
10.Reel set#2(Traditional)
11.春一番(作曲:太田光宏)
12.地蔵盆の夜(作曲:太田光宏)
13.Second Steps to Long Distance(作曲:壷井彰久)
14.Hector The Hero(Traditional)
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品番:OFTB0001
発売日:2008年7月13日
定価:\2,625(税込)
レーベル:TSUNAMI VOLCANO RECORDS
流通:(株)メタカンパニー
JANコード:4562244040014
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お買い上げは是非ライブ会場で!

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2008年6月16日 (月)

オオフジツボ1st Albun"空の鼓動" 発売予定!

いよいよ解禁告知です!皆さんのご声援のおかげで、我らがオオフジツボ1st Album "空の鼓動"が7月13日に全国発売になります。ジャケット写真は、発売までのお楽しみということで…

「風を切る哀愁 空駆ける叙情」

とは藤野さんの考えてくれたキャッチコピー。まさに我々の音楽性を象徴してくれていますね。

なお、このアルバム発売に先立って、6月28日にいつもの"音や金時"にてレコ発ライブを行い、先行発売を予定しております(先行分の数量には限りがあります。恐れ入りますが足りない場合、一般発売までお待ち願います)。一般発売後は全国主要レコード店にてお取り扱いいただけるそうです。もちろん、各種通販でもご購入できます。

また、待望の"オオフジツボ"webサイトが出来ます。えーっと、レコ発までには素晴らしいサイトが出来る予定です(笑)。追って告知させていただきます。ネット配信についてはレーベル内で現在検討中の段階です。するかも知れない、しないかも知れない。

では、以下詳細です。みなさまのご来場をお待ちしております!

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オオフジツボ「空の鼓動」レコ発ライブ
2008/06/28 西荻窪"音や金時"
Open18:30/Start19:30 \2,600
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タイトル:空の鼓動 (OFTB0001)
アーティスト:オオフジツボ
発売日:2008年7月13日
定価:\2,625(税込)
レーベル:TSUNAMI VOLCANO RECORDS
流通:(株)メタカンパニー
JANコード:4562244040014
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2008年6月15日 (日)

SONARかCUBASEか?

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先日、DAWソフトを"Digital Performer"から"SONAR"に変えた友人と呑んでいて、

「いやぁ、太田さん!なかなか便利ですよ!」
「そうですか…僕も○○さんちでさわらせてもらった時、使いやすそうだと思ったんだけど、あのドラム画面…」
「ステップシーケンサーですね。」
「そうそう!それだけが問題で…」
「うーん…なるほどねぇ…。1小節単位の部分が?」

そうなのです。僕の中では、要するに写真のような2小節フィルインも端からガリガリ打ち込みたいわけで、1小節単位の画面だと萎えてしまう気がするのですな。うーん、ドラムマニアとしては、やはり"Cubase4"なのかなぁ…。

それとも、いっそ息子にドラムパッドを買ってやって、猛練習させるか?

「おーい!73小節から適当にフィル叩いてくれ!」
「えーっ?いまDSしてるのに…」
「ちょっと頼むわ~。」
「分かったよ。この2小節フィルやな。(ドカドカパンパン)」
「アカン!ちょっと前過ぎる!それにフレーズの抑揚が無い!」
「じゃあテイク2。(ドカドカパンパン)」
「うーん…タイムは良くなったけど、もっと込み上げて来るようなフレーズ叩けんかぁ?」
「ほんなら試しにお父ちゃんが自分で叩けば?」
「しゃーないなぁ…こんな感じ(ドカドカパンパン)」
「へったくそやなぁ~。何それ!?何がタイムや?何がフレーズや?偉そうに!!」
「やかましい!お前にはもう頼まん!!」

妄想しただけでも、全然ダメそうですな。

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2008年6月14日 (土)

そろそろ大五郎か?

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昔は全く飲めなかった焼酎が、最近好きになりました。
「そういえばウチの親父も、四十あたりから焼酎に切り替えていたなぁ。」
なんて思い出すと、寄る年波を感じます。

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2008年6月13日 (金)

1テラバイト

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5年近く経ったので、HDD入れ替えました。
突然壊れると目も当てられないので。
メインメモリー640kBだった頃がなつかしい。

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2008年6月12日 (木)

CDサンプル盤の前に…

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新譜発売に先立って、販売店様用のサンプルを大量に作る必要があったため、メディアを買いに近所のヤマダ電機へ。

帰りがけ、ふらっと近所の牧場に寄ってみました。練馬区に現存する唯一の牧場だそうです。それも住宅地のど真ん中です。少し前までは独特のにおいによる苦情が絶えなかったそうですが、今では逆に、身近な社会見学の場所として重宝されているそうです。

で、そんなことより、今年はまだ産直アイスクリームの幟が立っていないなぁ…早く食べたいんですけど…。

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2008年6月11日 (水)

おつかれさまです!

と、まずは言いたい。

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こんな抜けるような青空の下で、いつからなのか、日本人の鬱蒼とした僻み体質とも言うべき話題が世間を賑わしています。いや、秋葉原ではなく霞ヶ関の話です。(秋葉原の話は、僕ごときには何ともいい難いです。)

僕ら会社員を経験した人間の感覚からすると、深夜残業のあとのタクシー代は(チケットは無かったけど)会社経費で落としてくれるのは当たり前です。で、もしもそこで運転手さんが、
「お疲れ様ですねぇ。まぁまぁ、ビールでもどうぞ~。」
なんて言ってくれたら、
「いやぁ~ありがとうございます。(グビッ)あ~ぁ生き返りますねぇ~。」
「そうでしょう。最近激務なんですか?」
「まあねぇ、絶対に日程遅延は許されませんからねぇ…(以下略)」
なんていう会話になっていたでしょう。これすなわち自然な流れで、何の問題も無いように思えます。

ただ、公務員の場合はタクシー代が国費から出ているので、ビール1杯から生まれる利害関係について、確かに微妙だなぁ…とは思いますが。それでも、少なくとも僕の感覚ではそんなに責められる意味が分からないのです(現金割戻しはいけませんけどね…)。別に僕は公務員でもなんでもないので弁護する筋合いも無いのですが、昨今の論調を見ていると、
「役所がそんなに忙しいのか!?」
「タクシー帰りするために残業しているのでは?」
などと、まあ無責任なメディアやコメンテーター達。国家公務員と地方公務員の違いも、第1種と第2種の違いも正確に勉強しないまま、自分達の税金を食い扶持としている人間を安易に叩く。これこそが、この国のイジメ体質の元凶だとも気付いていないのだろうか?

今は無き虎ノ門nudeからの帰り道、丸の内線最終電車に乗るために霞ヶ関駅まで歩くと、何百人もの官僚達が庁舎から押し出されてきます。そして同じ方向に歩き出します。世間が思っている何十倍も何百倍も、彼らは毎日激務を背負っていると想像します。しかも民間企業のように満足な残業手当も支給されず。そんな彼らがさらに萎縮していい仕事が出来なくなったとしたら…そちらの方がもっと不幸です。

そんな中、あまり好きではない福田さんの一言が、唯一正論だった気がします。
「国会答弁準備のために深夜まで仕事をするような体質は、変えていかなければならない。」
そう。民間同様に「内向きの仕事はしない」ということを徹底していけば、もっと効率的に結果の出る仕事をしてもらえるかも。そして究極の「内向きの仕事」が、我々が重箱の隅を指摘することによって生まれる些細な内部調査だということに、我々は気付くべきだと思うのです。

そんな事よりも先に、深夜タクシー帰りの彼らに、素直に、
「お疲れさまです!」
と言うのが先ではないかと。

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2008年6月 9日 (月)

ACアダプター設計者に告ぐ

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おそらく現在ほとんどのACアダプターの設計は、中国の外注工場だと思います。また、ACアダプターほどいい加減な規格がスタンダードになり、JEITA(旧EIAJ)の指針が守られていない分野も無いでしょう。そんなことは承知しています。

その上での提案。
「ACアダプターのケーブルは、もっと太い線にしませんか?」

というのも、先日、ステージで生徒さんのアダプターが急に断線してしまい、スタッフの僕が楽器屋に走ることになりました。よくある根元部分の断線でした。

「片付ける時の巻き方が悪いんだよ!」

確かにその通りです。でも、移動の多いこの業界、そんなことでいちいち壊れていてはいけないと思うのです。個人的には、ステージ機材たるもの、濡れても落としても10年くらいは絶対に壊れてはいけないと思います。音質なんか二の次でいい。そのぐらい、耐久性を重んじるべきです。現場で音が出なくなるリスクを考えると、そのために値段が10%上がってもいい。

ACアダプターのトランス部分は、よほどの衝撃でもない限り壊れる要素はありません。これでケーブル断線が無ければ、常に安心です。現状の9Vの貧弱なアダプターだと、予備を持っておかないと不安になります。なので、今回は断線した方のアダプターを修理して、予備として生徒さんに持っておいてもらうことにしました。

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トランス部のカバーを開けるとこんな感じです。黄色いビニールテープが巻かれた部分がトランス。アルミの放熱板には3端子レギュレーターICが固定されており、これによって正確な9Vが作られています。また、このICは過電流保護回路が内蔵されており、エフェクター側でショート事故などが起こっても通常は壊れることはありません。ただし、この保護回路はフの字特性ではなく臨界電流が比較的高いため、ショートしたまま放置すると、発生した熱で壊れます。

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今回の断線箇所は、このケーブルガイドの中あたりです。
半田付けを外して、ケーブルを切って、断線箇所を取り除きます。

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ケーブルガイドはケーブルと溶着しており再利用できなかったので、新たに熱収縮チューブでケーブルガイドを作成しました。やはりこれが無いと余計に断線しやすい気がします。

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元の端子にケーブルを半田付けし、トランス部の箱を閉めたら修理完了です。

実は自分のACアダプターも、以前、同様の修理をしています。おそらく同様のトラブルの経験をされたミュージシャンも多いと思います。メーカー側も、\2,000程度のこんな小物を継続的に売って儲けようとは思っていないはずなので、是非、太線に仕様変更を望みたいと。

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ステージ用機材設計者に告ぐ

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先に結論を書いておくと、
「お願いだから、ライブ用機材の設計には、ジャック内スイッチを使わないで欲しい。」

ジャック内スイッチとは、例えば
「Input L (MONO)」
とか書いてあるものや、ACアダプターのジャックなどで使用されます。つまり、ジャックにプラグを挿すと電源系統が切り替わったり、MONO/STEREOが切り替わったりする働きをするもの。これらは、ジャックに内蔵されているスイッチを使用してその機能を達成しているわけです。

しかしながら、その信頼性があまりに低すぎる!ただし例外として、ステレオ入力ジャックにモノラルプラグを挿すことによりGNDを接続して電源を入れるものは、十分な接触圧があり信頼性は高いです。逆に問題なのは、プラグを挿さない状態で"ON"になる接点。これは数年~10年程度経つと、まず確実に接触不良になります。現在、多くのエフェクターなどで用いられているこの設計手法は、僕ならば絶対にしない。自作のプリアンプは、これを嫌って電池非対応(ACアダプターのみ)です。電池対応するならば、別に電源切り替えスイッチを設けるのが、耐久性の面で優れているはずです。

さて、今回持ち込まれたベース用プリアンプ、SANSAMPの”BASS DRIVER DI"も、そのような設計でした。

「急に電池が無くなるんです!」
「へ?そんなわけないやん?」
「電池に反応しなくなるんです。このプリアンプ。」
「ははーん。なるほど。じゃあ預かって帰るよ。」

持ち帰って試してみると、確かに電池に反応しません。ACアダプターではOKです。

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ちなみに裏板を開けると、製造しやすそうな美しいレイアウト。しかしながら、この基板を外すには、全てのジャックの半田付けを一旦外す必要があります。サービス性は非常に悪いと言わざるを得ません。

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こちらが問題のACアダプター入力ジャック付近。このジャックは、
「ACアダプターが挿されない時は、電池からの9VをONにする」
「ACアダプターが挿された時は、電池からの9VをOFFにしてACアダプターからの9VをONにする」
という接点が入っています。今回も、この接触不良です。修理内容としては、接点復活剤を使っての内部清掃のみ。根本的な修理は、ACアダプター入力ジャックを新品に交換することですが、そうやってもまた数年で同様の症状が出るでしょう。

ですから、世のエフェクターメーカーの設計者殿、この設計手法はお願いだから見直してください。ライブ会場は、スタジオとは違って湿気や埃など条件が過酷です。そういう条件で使用される機材に、接触圧が小さく非密閉の接点を使う設計は、そもそも無理があります。

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2008年6月 8日 (日)

つれづれ

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昨日、披露宴の演奏のため夕方から有明へ。

やっぱり、埋め立て地特有の違和感がありますね。イベントをやったり、工場を建てたりするにはこの広さは理想だけれども、向こうに見えるマンション群は…
うーむ。きっと忙しくて家に居る時間が少なければ、ひとときの夜景で癒されたい気持ちも分からんでもないのですが、あまりにも人間臭さが無さ過ぎて、僕は無理かなぁ。実はその後、渋谷で生徒のライブに伺ったのですが、土曜の夜の夜店行列のようなセンター街の方が、まだ落ち着くかなぁ。

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さて、一晩明けて今朝からは、某ニューアルバムのマスタリング確認作業。僕は残念ながら参加出来なかったですが、TD作業はどんどん進んでおります。

十数年前に自作したモニター(写真右)は、フルレンジユニット+ツイーターという構成なので、振動板の重いウーファーに比較して解像度は高いのですが、ユニットサイズ(20cm)の割に低域が少ないのです。なぜならば、振動系が軽量ということは、相対的にバネ成分が強いということであり、これにより最低共振周波数が上がります。さらに低域よりも中高域の方が電磁誘導の変換ロスが少ないため、どうしてもウーファーユニットの低域とは違う感じになります。まあ、そんなクセは百も承知なので、すでにアンプのEQでサバを読んであります。あと、スモールモニターのSONY SMS-1P(写真奥)でナローレンジ確認といった使い方です。

ご存知の通り、僕は非常に大雑把な性格なのですが、ここだけはシビアに判断しないと後で大変なことになります。ディスプレイに写っているのは、ソフトウェアのスペクトルアナライザー。周波数解析しながら音楽聴いて、俺どんだけシビアやねん(笑)。

さてその結果は…また追って、皆様に告知と共にお伝えいたしまする。

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2008年6月 6日 (金)

レコーディングへ

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先月に引き続き、神保町のスタジオでレコーディング。前回はコントロールルームの機材達だったので、今回はブースの中を写真にしてみました。

今日はアコースティックギターとエレクトリックギターの2本。マイクはやはりAKG C414の金色の方(写真は片付けた後でした)。アンビエント系の歌モノだったのですが、アレンジが綿密にされているので、とても気持ち良くプレイすることが出来ます。「綿密に」というとガチガチのイメージですが、実際には膨大なトラック数の中にも「ギターの場所がちゃんと残してある」と言った方が正しいかも。発売されたら、別途宣伝させていただきますね。今の段階では、何の録音かは秘密です。

僕にしては珍しく(笑)ほとんどファーストテイクでOKだったので、余った時間を(別に余ってはいないのですが)アレンジャー、プロデューサー、エンジニア、ギタリストの4人で音楽論。こういう時間がメチャメチャ楽しいわけです。

と、ひと通りしゃべりまくって地下鉄に降りていったら、昨日に引き続き、友人とばったり再会。やはり呑みに誘おうかと一瞬思ったのですが、今日はあまりに荷物が多すぎやめました。そんなんばっかです。マネージャー兼アシスタント兼たまにトラの出来る方(笑)随時募集中。

というか、ウチの生徒さん達。早くそこまで上達してくれ~。

(注:トラ=エキストラの略。太田の代わりという意味で使用。)

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目測が甘い

「オマエはいつも日程の目測が甘いんだよ!」

と言われ続けた会社員時代。やっぱり自営業になっても変わりません。忙しい時に限って、その勢いでさらに仕事を請けてしまい、胃が痛い毎日。呑んで帰った後も朝まで仕事した甲斐あって、先ほど何とか遅延無く納品までこぎつけました。来週からはもうちょっとゆっくり過ごしたいと思います(笑)。

そんなことを考えながら湘南新宿ライン。池袋駅に着いたとたん、ばったり会社員時代の先輩と遭遇。ご近所さんなので、家の近くまで近況を語り合いました(本当は呑んでもよかったんだけど、まだちょっと忙しい…)。

「太田のような毎日って、「生きてる」っていう感じするよなぁ。」
「いやいや、毎日毎週毎月、ヒヤヒヤですよ。生きた心地がしない月もありますよ…(ここから約5分、自営業のお金の話のため、中略)もう少しだけ安定していればねぇ…」
「スリル満点やなぁ。俺なんか毎日同じ行き帰り。変化に乏しいなぁ。」
「スリルというか…(笑)。僕、そんなにスリル要らんのですけどねぇ。大らかな気持ちで音楽が出来れば、それで幸せなんですが。」
「いやいや、会社も会社で大変…(ここから約7分、会社の話のため、中略)太田のような生活がうらやましいよ。」

まあ、どこも大変ですなぁ。
でも、先輩と話していて思い出したことがあって、それは、
「僕は、スタンドプレイの人間だったなぁ~。」
と。会社という組織では(公務員ほどではないにせよ)、何をするにもその順番や立場などのバックボーンが付きまとうわけです。で、ついついそれを無視して効率最優先で動いたりすると、組織を荒らしてしまうので当然叱られる。でも僕は、手段を問わず最短距離で結果を出して会社を儲けさせたいので、結局最後まで叱られていました。
そういう意味では、今の自営業というのは精神的に何と楽なことか。たとえ日程の目測が甘くても、徹夜して何とかなれば誰からも叱られることは無いわけで(かける時間とクオリティーはあんまり比例しないわけで…)。

そんなわけで、会社員時代の変に病んだ夢は、全く見なくなりました。
一方、納期に追い詰められている夢は、毎週のように見ますけどね…(苦笑)

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2008年6月 3日 (火)

歌蘭譜

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6/21(土)に行われる、紫蘭まきさん(写真中)のコンサート「歌蘭譜」のリハーサル。おなじみのDrums本橋昭宏君(写真前)、Bass山本昭君(写真右前)に加え、1年ぶりの再会はPianoの森篤史君(写真右後)。また、新たにViolinの高橋香織さん(写真左)をお迎えしました。編曲担当の太田にとって、このメンバーはまさに鬼に金棒です。

さて、紫蘭まきと言っても馴染みのない方もいらっしゃるでしょうが、この方、長唄の世界では「東音福田眞規」というお名前で忙しく全国を飛び回っている方です。もしかするとそちらでご存知の方も多いかもしれません。そんなわけで今回の歌蘭譜は、1部が長唄で2部がPopsという豪勢な構成。

1年ぶりに聴く紫蘭さんの歌声。前々から思っているのですが、邦楽の発声と洋楽の発声が(おそらく無意識に)うまくブレンドして、朗々とした独自の世界を作ります。これは紙面では上手く説明できないので、ご興味があれば是非会場で聴いてみて下さい。僕も長唄の世界を楽しみにしております。

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紫蘭まきコンサート「歌蘭譜~昭和カフェにようこそ~」
2008/06/21(土) Open17:15/Start18:00 \3,500
会場:けやきホール(古賀政男音楽博物館1F)
ご予約/お問い合わせ:歌蘭譜事務局090-6415-1445
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2008年6月 1日 (日)

卒業

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僕の中で
みんなの中で
ひとつの時代が終わり
また新しい時代が始まりました。

4年前からお世話になっていたハコ、"虎ノ門nude"は、2008年5月30日をもって閉店いたしました。
昔の狭かった頃の"中目黒 楽屋"がそのままテント屋台になったような、究極に近い距離感で演奏されるライブの数々。不特定多数のお客様のまなざしを間近に受けて、僕ら演者も笑顔とは裏腹に真剣勝負の3ステージ。思えばここでどれだけ勉強させてもらったか。恥ずかしながら、僕のガットギターが本当に仕事に耐え得るレベルになったのは、nudeでの数多くのライブのおかげだと思っています。

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店主きゃしーさん、店員ひろさん、さとし。また多くの常連さんに支えられた4年間に、心から感謝いたします。
この貴重な信頼関係が、どうぞ末永く続きますよう…。

そしてまた新たなステージへ。

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