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2008年3月31日 (月)

失言記念日

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毎年のことなのですが、この時期、花粉症対策の点鼻薬でのどを痛めてしまいます。で、珍しくハードスケジュールだったこともあり、ちょっと風邪などひいてしまいました。

風邪薬を飲んでいるのですが、僕は薬慣れしていないのですぐに鬱になります。これってきっと風邪薬の副作用だと思うのですが…。音楽制作の仕事をするには全く支障は無い(むしろ情緒不安定くらいのほうが好ましいと思う)のですが、人間としてかなーり扱いづらくなるのが難点。えー…ここ数日の現場における暴言失言など、この場をお借りして関係者の皆様にはお詫び申し上げます(苦笑)。

さて、もう3月も終わりですか…。
おっと、納期だ納期だ…。

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2008年3月27日 (木)

ときめきメモリアル

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30年前といえば、そうかぁ…僕は小学4年生でしたねぇ。

25日は石野真子さんのデビュー30周年記念コンサートでした。いつもながら素晴らしい歌声と、ファンの皆さんの温かい声援に包まれて、楽しく弾ききることが出来ました。こんなメモリアルなコンサートにご一緒出来て、本当にバンドマン冥利に尽きます。ありがとうございました。

こんな若造が言うのもなんですが、石野真子さんとご一緒するたび、
「歌って、生きざまそのものなんだなぁ…」
ということをつくづく再認識します。自分に厳しく生きてこられた方だからこそ、歌ににじみ出るものがものすごい。そういえば、先月に編曲しながら涙した名曲"bouquet"は、本番ではもっと涙させられました。これだから、どうやっても楽器屋は歌にはかなわない。

あ、ちなみに数少ない楽器マニア向けに、使用ギターなど。
 Electric Guitar : Tokai ES-130 (セミアコ)
 Acoustic Guitar : S.Yairi YD-504 (スチール弦)
 Classic Guitar : Antonio Sanchez Model 3450 (ガット)

そんなコンサートが終わっていつも、
「よし!明日から自分も頑張ろう!!」
と、真子さんから元気をもらう軟弱ミュージシャンなのですが…。また機会があれば是非、みんなではじけましょう!

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2008年3月23日 (日)

矛盾

雨の渋谷にて。
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ライブ前に銀座の裏通りにて。
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必ず何らかの共同体の中に身を置く人間。もしも完全にひとりで生きていくのなら、その意味を見失いそうだ。
けれども、それぞれの共同体に100%適応出来ている訳でもない。だからたまに、無性にひとりになりたくなる。
なんて厄介で、そしてなんておもしろい。

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昨日は、インディアンフルートのマークアキクサ氏のライブ。
原住民の中に突然現れる支配と経済。それに何とか適応するため、相当の苦労があったことは想像に難しくない。

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僕らとて、市場経済にどこまで適応できているかは、甚だ疑問だ。
けれども、生きる意味としての競争。これは正直、面白い。もしかすると、競争こそが人間の生きる本質なのか?と勘違いしたくなる。そうすると、多くの戦争や血生臭い争いなども、納得がいく。

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一方で、
例えば病人が居れば救いたくなる。
食えない人が居れば食わせたくなる。
子供が居れば健やかな成長を願う。

このジギルとハイドのような矛盾は何なんだろうと。
田舎暮らしでもすれば、また新たなものに気づくのかもしれないけれど。

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2008年3月19日 (水)

ライブ時間変更のお知らせほか

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まずお知らせから。

本日予定されております「重森光代とうたものギタリストwithとーる @虎ノ門nude」ですが、諸般の事情により下記の通り時間変更をさせていただきます。

Start20:30/21:30/22:30 → Start20:00/20:45/21:30(22:00終了)

ご来場の皆様には直前の告知で大変恐縮ではございますが、何卒ご理解の程、お願いいたします。

何しろオフィス街ど真ん中の交差点の屋台。我々ミュージシャンは盛り上がるのが仕事ですが、会社員の方の場合、仕事熱心なモーレツ社員であればあるほど、野外で音楽と酒で盛り上がっている姿を快くは思わないはず。ああ、思い返せば僕も若い頃はそうでした。年間700時間超えの残業を当たり前とし、
「結果を出せない奴は会社に来るな…」
と思った時期もありました。そうでも思わないとやりきれないですからね。今でも、会社員時代に毎月もらっていた家族手当や扶養手当には疑問を持っています。僕の実力とは全く関係ないですからねぇ。果たしてそれは会社が負担すべきものなのかと。
「週休二日制で年間700時間なんて、ナニ甘いこと抜かしとんじゃぁ!!」
とお怒りの方もいらっしゃると思います。全くその通りです。しかも僕はサービス残業の記憶がほとんどありません。今考えても、パイオニアという会社は社員に優しかった。おそらく、今でもそうだと思います。しかし、今の日本の現実は違う。極端に言うと、
「クビにならないだけ幸せだと思え。」

結局僕は、音楽の仕事が忙しくなったのを機に、サラリーマンを30代でドロップアウトしました。おそらく今の仕事量は、会社員時代と大きくは変わっていないと思います。けれども、圧倒的にココロが楽です。あまり社会に貢献していないミュージシャンなんぞが言うのも気が引けますが、皆さん、そんなに必死にならなくても、結構生きていけますよ。子供2人、何とか養えますよ。高級車には乗れないし、実はそんなに大きな夢も無いんだけど、毎日新しい人と出会って、何となく色々な仕事に引っ張っていただいて、日々ギターを弾いたりアレンジをしたりして、必ず毎回結果を出す。僕はそれで幸せだなぁと思います。


話は変わって、楽曲提供のお仕事で、クライアントの方から初めてミックスを褒められました。嬉しかったですねぇ。
元々プレーヤー気質のためか、ミックスとかマスタリングはえらく下手くそな部類だったのですが、理論的に追い詰めていくとある程度まとまったものが作れるんだなぁと実感。よくエンジニアの方々が話題にする、
「キックとベースの帯域がかぶっちゃってさぁ~」
の意味もよく分かりませんでした。
「そりゃぁ、両方低域だからかぶるんちゃうの???」
てな具合。でも、ある程度整理すると、驚くほどまとまるものなんですよね。
写真は、僕が使っているマスタリングソフト(M-Audio OZONE3)です。エキサイターの使い方が難しいのです。中域(3kHzくらい)から上に普通にかけてしまうと、エレピまで歪んでしまう。でもかけないと古いレコードのようにもっさりしてしまうので、効果がかかる周波数を上にシフトしていきます。これでピアノ系はスルーでパーカッションの金物系やギターの倍音だけがきらびやかになる。低域の位相も変にならない。これが"今の音"を作るには欠かせない道具になってきました。

PCが苦手だった会社員時代、「IT原人」と言われていたのが、ウソのようですよ(笑)。

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2008年3月17日 (月)

締め切りなんか怖くない

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いや、ウソです…

意外と几帳面に見られがちなワタクシですが、小学校4年生以来夏休みの宿題はやって行った記憶が無いし、コツコツ努力なんて大嫌い。よって、私生活はあまりにグダグダです…(苦笑)。
今月も確定申告やリハーサルなどにかまけて、ついつい仕事の締め切りが迫ってしまう。ああぁ…いつも後悔するこの性格。自分の頭の中では、すでにえらい騒ぎになってきました。そのうち胃に来そうです。

でも、結局何とか間に合わすのですよ。ハイ。
クライアントの皆様、どーぞご心配無く。

写真は西武線所沢駅。
だだっ広くて、田舎くさくて、たまにヤンキーも居て、大好きな街です。

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2008年3月15日 (土)

ワタシのどどーん(3月後半編)

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昨日の嵐で全て洗い流されたような、今日の透き通った空。

そんな昨夜の嵐の中、赤坂B-flatでのイベントに出演させていただきました。先日、再びマイクをつけた「母なる楽器」も完全復活。4人の新進気鋭アーティスト達との気持ちの良いコラボが出来ました。

さて、3月も半ば、意外に詰まっている今月後半のライブどどーん!

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2008/03/19(水) 重森光代とうたものギタリストwithとーる@虎ノ門 nude
Start 20:30/21:30/22:30 \500
5月末閉店が決定し、名残惜しさ満開の残り2ヵ月半。500円玉握りしめて、ふらっと虎ノ門へ!ちなみに、お友達もいっぱい出来ます。

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2008/03/21(金) pesca voce虎ノ門 nude
Start 20:30/21:30/22:30 \500
こちらも虎ノ門の名物バンド&僕のホームグラウンドであるpesca voce。今月も盛り上げるよ~!但し、23:00過ぎるとポリスマンに叱られますので、アンコールのタイミングはご協力くださいませ。

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2008/03/22(土) マーク アキクサ銀座ギャラリー悠玄(B1)
Open14:30 / Start 15:00
Open18:00 / Start 18:30 2ステージ入れ替え制
Res\3,000 / Door\3,500
<お問い合わせ>
Mark Akixa Office (Fax:03-3704-6531)
インディアンフルートで独創的な世界を持っているマーク アキクサさんと久々の共演です。風の音、森の音、大地の音をぜひ。

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2008/3/25(火) 石野真子コンサート[昨日・今日・明日]
原宿クエストホール
Open18:00 / Start 19:00
指定席\6,500(完売) / 立見\6,000(追加発売中)
<お問い合わせ>
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
ファン必見!!石野真子さん30周年記念のコンサートです。名曲の数々と真子さんの透き通る歌声に、みんなでしびれましょう。

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2008/03/28(金) VOSS@虎ノ門 nude
Start 20:30/21:30/22:30 \500
このユニットも虎ノ門の新名物になりました。ザ・男の力技演奏!直前に配布されるコード譜は、Excelです(笑)。

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2008年3月13日 (木)

母のライブ復活

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家の前の梅も満開。今日は予定通り、チャリンコで確定申告へ。
提出窓口は今日はまだガラガラで、
「なーんだ。まだまだ余裕だったねぇ~。」
とあっさり手続きを済ませました。しかし、何だか隣の方の様子がおかしい。振り返ると、別室の相談コーナーは、およそ今日中には受付が終わらないであろうほどの長蛇の列。平均年齢65才(推定)の大集団の対応に、職員さんも大忙し。ご苦労様です。あなた方のおかげで、何とかみんな還付までこぎつけているのですね。もちろん制度上の問題もあるのでしょうが、税務署の職員さんはいつも真摯な対応をしているので、見ているこちらも気持ちの良いものです。決して、
「少しでも多く税金を取ってやろう…」
的な態度をされたことはありません。そこが民間と決定的に違うところ。願わくば、社会保険庁の皆さんにも同様の精神を徹底していただきたいなと。

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さて、こちらは昨年ブリッジ剥がれを起こして、奈良の職人さん(IRP PRODUCTS)の下で大手術をした、S.Yairi YD-504(通称:母)です。手術後の半年間、やはり心配だったので、主にレコーディング専用として働いてもらい、過酷な条件のライブには持ち出すことを控えておりました。けれども先日のオオフジツボのライブで、若いARIA NJ-20(通称:アリア君)を弾いていたら、
「あれ?いつもの太田さんのハートウォーミングな音じゃないんですねぇ…」
「やっぱ、新しい木の音がしてますよねぇ。」
とか、メンバーからの声がありました。確かに、メンバーはアルバムレコーディング直後で、母の圧倒的な表現力に耳が慣れてしまっているのですよ。アリア君もそれはそれで良い音なんですけどね。やっぱ木が若いから、表現の幅が小さいかもなぁ…。実は僕も、母を弾いている時の方がしっくりくるのですよ。それで色々考えた挙句、思い切って母にもう一度マイクを取り付けて、ライブにも復活してもらうことにしました。頼みますよ。三十路直前(1980年頃の製造)の老体に鞭打って、良い音させてくださいな。あなたの代わりは誰も出来ないんですから。

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2008年3月12日 (水)

ママチャリ小旅行

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天気が良かったのをいいことに、昨日は打ち合わせ先の阿佐ヶ谷まで10kmのチャリンコ旅行。あ、もちろん楽器は持っていませんので。念のため。

車やバイクだと非常に安全運転のワタクシですが、実は自転車だけは暴走してしまうという困った性格を持っています。そこここの春の息吹を眺めながら、心ゆたかに走っているつもりですが、ついつい…

「こんなにゆっくり走っていると、後ろの車に迷惑だよなぁ。」(ここで上着を脱ぐ)
「ああ、このスピードなら付いて行ける。大丈夫大丈夫。」
「おっと!抜かされちまった~!ちくしょー!ふんぞり返ってる車なんぞに!」(ここでTシャツ1枚になる)
「俺はカラダひとつで生きていくんだ!こんなところで、負けていられるかぁぁぁ!」

確かに、僕の全ての原動力は、この異常なまでの「負けたくない!」なのですが、四十路手前のいい大人が、ハングリー精神の使い方を大きく間違っております。ハイ。すみません。運転を誤って事故を起こさなくて本当に良かったです。打ち合わせ現場に着いたら、しばらくまともに歩けないし、ジーンズはブカブカになっているし、ちょっとびっくりしました。(腰は大丈夫でしたよ。)

今日は、軽めにうどんのブランチなんかで、筋肉痛(と、体内のアセトアルデヒド)を癒しております(帰りは安全運転でしたよ)。そしてやっと計算も終了。明日は申告しに行こうっと。今度こそ、ゆっくりチャリンコでね。

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2008年3月11日 (火)

春 ラ!ラ!ラ!

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雨も上がって、小春日和。いや、本当の春ですよね。

リハーサルのため溝の口(川崎市)まで出掛けるのだけれど、ちょっと思い立って、ゆっくり武蔵野線と南武線に揺られてみました。写真は西武線からの乗換駅の新秋津。本日もヘビーな移動だわい。

実は僕、この路線大好きなんです。なぜって?それはまず、貨物列車が通るから。大阪の片田舎の実家を離れてもうかれこれ20年。鉄道好きだった小さい頃、長い長い貨物列車を駅のそばで見送っていました。そんなかすかな思い出を、この路線は蘇らせてくれるのです。

さて、武蔵野線に乗り込むと、上品な田舎路線の西武線とは明らかに異なる客層に包まれます。まあ、競馬場のある府中本町行きですから…(笑)。そして新小平までの長いトンネルが、旅行気分をさらに盛り上げます。ああ、なんて贅沢なリハーサルへの道のりなんでしょう。この時間の過ごし方いかんで、1時間後のプレイが変わるような気がします。渋谷経由にしなくて本当に良かった。

府中本町で南武線に乗り換え。また客層が変わります。西武線よりさらに上品かつかなり田舎の路線です。全く飾り気が無いけれど、よく見ると非常に美人のお姉さんが隣に居ました。驚くほど地味です。本当のすっぴんです。けど美人です。正直、僕、こういう人に慣れていないです。職業病です。またまた旅行気分と妄想が盛り上がります(笑)。

そんな春のリハーサル。演奏も大体見えた。機材は相変わらず重いけど、アレンジャーとしての肩の荷が下りた。
春ラ!ラ!ラ!

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2008年3月10日 (月)

Good-Byeは出発

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突き抜けるような青い空をカラダの中に入れたかったので、近所の石神井公園に散歩に出かけました。

かれこれ10年以上、ずーっと「泣きの芸風」一辺倒でやってきました。
おそらく、自分の中ある音楽のルーツは、邦楽ではさだまさしさんの楽曲などで聴かれる服部克久さんの重厚な弦アレンジであったり、当時どこのクレジットにも名前を馳せていた今剛さんの泣きのギターソロであったり、洋楽ではSteve Lukather (TOTO)の絡みつくようなギターソロであったり、David.T.Walkerのいぶし銀のバッキングであったり。そして何より、古賀政男さん達が築き上げた、いわゆる「演歌のギター」であるわけです。

まあ、通常はそれが欲しいから太田を使っていただけるわけですが、編曲にしても演奏にしてもまれに「カラッとサラッと」したものを求められる局面があります。これが、僕には実に難しい。(レコーディングでお世話になっている方々は、特に良くご存知だと思います。)

アコースティックギターのストロークひとつとっても、やや突っ込み気味に1拍目をジャラッと入れて、ややモタリ気味の2拍目から徐々にジャストに持っていく…という通常の僕のタイムだと、重いのです。あっ、ギター界のJeff Porcaro (TOTO)と呼んでください(笑)。で、じゃあということで完全にジャストのタイムでやると、意外にも受けが良いと。なるほどねぇ…個人的にはあっさりし過ぎた感があるのですが。

まあそんなマニアックな話は専門学校でするとして、せっかくだから「調整している感」無く、ココロの中からカラッと楽しく演奏してみようかなぁ…なんて思いまして。石神井公園。

いいですねぇ~。まだ肌寒いけれど、小さな春の息吹。
しばし演歌とムード歌謡から離れて、青空芸風へ。
Good-Byeは出発。

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2008年3月 8日 (土)

時節柄…

湿っぽい話で恐縮ですが、締め切りに追われて金勘定なんてしていると、ついつい肩身が狭くなる。今年は、多忙の僕に代わりカミさんが計算しているから、これも良いような悪いような…

「おかえり!年間交際費20万円やで!!」
「いやぁ…同業者の中ではダントツに少ないと思うんやけどな…」
「年間交通費38万円は!?」
「ほとんど日々の電車代やん…タクシー控えてるし…」
「消耗品は50万円超えてるで!!!」
「そんなんほとんど弦代とメディア代やん…」

決して叱られている訳ではないのですが、フリーになってからずっと付きまとうこの微妙な後ろめたさ。正直、子供が成長していったとき、

「お父ちゃん!なんでミュージシャンなんかなったんや!!」
「いやぁ~人生楽しい方がええからなぁ~」
「楽しいのはおとうちゃんだけやろ!」
「…」

なんていう会話も想像しつつ、えーっと…計算どこまで終わったっけ…。

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2008年3月 7日 (金)

ケータイ豆知識

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今日は駒沢で月末ライブ用のリハーサルでした。7人編成のプチ大所帯。やっぱコーラスと管が入ると違いますねぇ!アレンジの労力が報われる7時間です(長いな…)。太田はギター3本とエフェクトボード付きで電車移動。願わくば、渋谷駅の乗り換えを是非バリアフリーにしていただきたい。実は本日からはローディーを頼みました。さすがに四十路直前、30kgの荷物を抱えて3階分の階段を下りるのは結構危険です。

リハーサルといえば、比較的最近(一昨年くらいかな?)勉強したことがあります。それは、
「ギターアンプ上に、携帯電話を置いてはいけない!」
まあ、当たり前といえば当たり前なのですが…。僕のように、会社員時代にCE規格(ヨーロッパの安全規格および電波規格)で設計してきた技術者は、
「携帯の電波くらいで、誤動作する機械が悪い!」
という先入観があるのですが、実際はそんなことはないです。特にギターアンプ/ベースアンプの筐体は、金属ではなく木で出来ています(上記写真)。つまり、電波を通すわけですね。よって、携帯電話の電波の影響をもろに受ける。しかもスタジオは地下が多く、携帯電話がつながりにくい。すると、ご存知のように、
「おーい!基地局はどこやぁ~!」
と、携帯電話側は自動的に強く電波を発するわけです。そうすると、ギターアンプなんてひとたまりも無いわけですね。各入力には高周波カット用の対策はしてあるものの、木の筐体の真上から強烈な電波を放射されれば、
「ブーン…シュビシュビシュビ…」
なんていう異音を発するようになります。そんな時は、携帯をアンプから離せば一件落着です。ついつい携帯が入った上着などをアンプ上に置いてしまいがちですが、実は厳禁です。

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そうそう、先日からミックスダウンとマスタリングをやっていて、この小型パワードモニター(SONY SMS-1P)も電波に弱いということが発覚しました。au帯域のユーザーはご注意あれ。1m以上離さないとアンプ部からブチブチとノイズが入りますよ。

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2008年3月 4日 (火)

AZUKI LIVE@六本木

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本当に久しぶりの六本木。爆睡の大江戸線から、寝ぼけ眼で長い長いエスカレーターを登ったら、そこは東京ミッドタウン(写真は逆側の風景ですが…)。

あのさぁ、あまりに作られすぎではないだろうか?東京ミッドタウンって。
六本木という土地柄、歌舞伎町みたいにはしたくなかったんだろうけどさ、どうせ汚い街じゃない?六本木なんて。一部上場企業のオフィスの方々も、世のIT長者達も、身の回りの汚いものを直視した方が、人生楽しいぜ。たまには裏の公園で寝転んでるおっちゃんと話すことからビジネスチャンスが芽生えることもあるかもしれないじゃない?たとえばそれが、初めは私腹を肥やすためだけのビジネスだったとしても。そのうちみんなに優しい商売になるって思うのは、あまりに楽観的かなぁ?

えー、すみません。六本木を徘徊しただけで毒を吐きすぎですね。

さて、本日は六本木morphで、僕の生徒さんでもあるAZUKIさんのサポートライブでした。彼女はもともとレースクイーンなどをやっていたモデルさんで、そりゃぁ素晴らしいスタイルと美貌の持ち主なのですが、何を思ったか突如音楽業界に転がり込んできたというシンガーソングライターの新人さん。汚れの無いミニマルな独特の世界観が彼女の最大の持ち味です。今後どこかで名前を聞いたときは、みなさまご贔屓に!

では、打ち上げのショットから。ご本人と事務所の許可を得て(笑)。

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2008年3月 3日 (月)

BOSS VF-1メンテナンス日記

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太田「まったく~何年エフェクターやっとんねん!リハーサル中に音が小さくなるなんて!調子悪いのはどの部品や~!」
機材「あれ…ご主人お怒りのご様子ですな。でも、いつも思うけどこの主人、機材は絶対に壊れてはいけないというポリシーって、そりゃぁ~あんまりやなぁ。」
太田「ほら!そこでブツブツ言っている部品達!口答えすると、安いZOOMあたりに乗り換えてしまうぞ!まだ働きたいやろ!」
機材「いやいや、俺らもう十分働いたでぇ。そろそろ隠居させて欲しいわ。」
太田「何を軟弱なことを言っとる!まだまだあと3年は働いてもらおうと思っとるんじゃ。俺がお前の実力を世間に広めたるさかい、もうちょっと頑張れ!」
機材「あーあー、いつもこの調子や。しゃーないなぁ。あと何年かステージに立つか…」
太田「さて、多分この入力回路周りやなぁ…接触不良があるのは…」
機材「ご主人、エイヤッと改造して壊さんといてや~。」
太田「分かっとる!ちゃんと基板から回路図を作るから心配せんでええ。」

というわけで、太田推定回路図はこちら。(これはあくまで太田の推定、いや妄想であり、決して製造者の知的財産を侵害するものではありません。)

太田「はは~ん。MONO入力をSTEREOに振り分けるためにRch入力ジャックの接点を使うわけね。これやな、調子悪いのは。」
機材「そうやそうや。設計が軟弱なんやないでぇ。あんたの使用条件が過酷なだけやでぇ。」
太田「分かっとるって。スタジオや移動中は湿気も多いし、接点は必ず傷む。さて、直結するか。」
機材「直結かいな!これまた大胆な修理やなぁ!そういうのは修理やなくて仕様変更っちゅうねん!」
太田「何軟弱なこと言うとんねん!俺、お前をステレオ入力で使ったこと一度も無いやろ?これからも無いねん。」
機材「でも、改造したらヤフオクも無理やで?」
太田「お前をいまさらヤフオクで売れるか!無理や。無理!」
機材「まあな…もう10年以上前の機材やからなぁ。」
太田「だから最後まで俺が使ったるっちゅうてんねん。ほらこれで出来上がりや。接点減らして信頼性抜群や。」

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機材「まあな…直ったからええか…」
太田「よっしゃ!また明日から働いてや!頼むで!」
機材「しゃーないなぁ…また過酷な毎日や…」

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