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2007年5月27日 (日)

まねき猫と楽器

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とはいえ、この楽器はバンドクリニックの生徒さんのベース。グラウンド浮きのようなノイズが出るということで、急遽修理を依頼されました。以前にも同様の症状で楽器屋に出したところ、
「原因はボリュームポットの中のゴミでした。よくあるんですよねぇ。キレイに掃除しておきましたよ!」
という診断をされたらしい。あえて言いますが、なんと技術の無い修理屋なんだろうと思います。相手に専門知識が無いと分かると、途端に横柄な態度で暴利をむさぼる。ボリュームポットにゴミがたまっているなら、部品交換しなければ本来の修理ではないし、掃除だけなら修理代なんていらないはず。しかも、今回の問題は以下の確認で分かるとおり、完全に誤診だったようです。

で、とりあえずアンプにつないでみると、全くウンともスンとも言わない。
「えっ?ノイズが乗るんじゃなかったのか?」
いろいろ試していて、なんとプラグを半挿しにすると普通に音が出ました。特にノイズもありません。
「まさか、ステレオフォンジャックの誤配線?」
で、調べてみたのが下の写真。

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さすがに誤配線はありませんね(笑)。ただ、Hot側の端子が他の2本に比べ微妙に埋もれています。おそらく、外力により内部接点の位置が動いてしまい、半田端子もその分奥まってしまったと考えるのが正しいのでしょう。こりゃ部品交換しかないよなぁ。ちなみにボリュームポットには、何の問題もありませんでした。

直近のライブはとりあえず、「安定した半挿し」を実現するために、ワッシャー(スペーサー)を処方しました。これをプラグに通してから挿していただくと。もちろん、挿した後は厳重にガムテープで養生してもらって。その間にこちらはパーツを手配しましょう。

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2007年5月26日 (土)

唱歌生演奏

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久しぶりの阿佐ヶ谷。和やかな朝の風景。

コーチングで参加させていただいている、NPO法人Mids(音楽のある生活促進委員会)のイベントのため、杉並NPO支援センターへお邪魔してきました。ちなみにMidsとは、中高年キッズの略語。
「昔、ちょっとギターをやっていたんだけど、Fのコードで挫折したぁ。」
「私、ピアノをやっていたんだけど、バンドで弾いてみたいわ。」
「ベンチャーズをもう一度やってみたいんだよなぁ~。」
なんていう中高年の皆様。Midsで一緒にセッションしてみると、病み付きになるかも。お申し込みはホームページから。

さて、イベントも終わり、そろそろ失礼しようとした矢先…
「太田さん!この後は?」
「ああ、夕方までなら大丈夫ですが…」
「唱歌、得意でしたよね(笑)。」
「はぁ。。。」
「弾いてもらえません???」
というわけで、急遽、共演のNPO "ZEROキッズ"の伴奏をすることに。こちらは正真正銘の子供達です。中野ZEROホールの開館を機に結成された、子供ミュージカル集団だそうです。無垢な歌声達に乗せて、わざとオシャレなコードで弾く唱歌。学校では味わえない響きを楽しんでくれたかな?

子供達から大人まで、身近に音楽を表現する機会をもつというのは素晴らしいことですね。微力ながら、このような活動に携わっていることを幸せに思います。

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2007年5月24日 (木)

素顔のままで

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斜に構えて格好つけても伝わらない。

いくら納得の行く仕事をしても、所詮それは自己満足の世界。社会的にどれだけのメリットを落としていけるかは、それに感動するお客様が何人いるかということである。多くのお客様に聴いていただいたものは、結果として自分の所得に跳ね返り、多くの税金を支払うことによってまた社会に還元される。

そんな当たり前のことを、90分の講義で話し続けた。

銀座線終電。僕の音を特に必要としない多くのサラリーマンの方々にとって、巨大な荷物と共に割り込むミュージシャンは、社会のお荷物でしかない。かつてメーカーの技術者であった頃の自分と、うたものギタリストとしての自分と、どちらの方が社会的メリットが大きいだろう?そんな考えが、つい心をよぎる。

僕の音は、どのくらいの人の感性とすれ違えるのだろう?
長い一日の終わり、コンビニ前でのひととき。

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2007年5月21日 (月)

リリース情報と試聴コーナー

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怒涛の35曲生演奏の打ち上げから帰ったら、デスクの上にひっそりとサンプル盤が届いていました。
なんて美しいジャケットなんでしょう。こんな繊細な感性を持つ鳩山郁子さんという方は、きっと素敵な方に違いないと妄想してしまいます。

以前にもご紹介させていただきました、みとせのりこさんの唱歌アルバム「カタン」。公式サイトでは、私が編曲を担当させていただいた"朧月夜"の試聴コーナーも出来ておりました。著名な吉良知彦氏や弘田佳孝氏に交じっての編曲参加で、私自身は少しこそばゆい感じではありますが、「うたものギタリスト」なりの、曲解釈と歌の引き立て方が出来たかなと思っております。よろしければ皆様、ご試聴いただけると嬉しく思います。

発売まであと2日。どうぞ皆様、このリリカルな歌声をあなたのお耳元で。

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カタン -cotton- / みとせのりこ
KDSD-00150 \3,150 (税込)
2007/05/23発売
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2007年5月20日 (日)

同年代バンザイ!

同い年の人を見つけると嬉しくなるのは、もしかするとオヤジ現象なのかも知れません。

でも最近は、「もしかすると、自分が同年代を寄せ付けているのかも知れない?」とも思うほど、周りに同学年(1968-1969年生)の人が多いのです。いつもお世話になっている虎ノ門のnude常連の面々しかり、お仕事でご一緒する方々もそう。しかも、不思議に同い年の女性はキレイだったりする(笑)。

「"PANAMA"のリフって、今でもいいよねぇ?」
「アースシェーカーって今でも"Radio Magic"歌ってるんだよね~。」
「"Whitney Houston"を初めて聴いた時の衝撃は忘れられないね。」
なんていう話題になったら、まずは同年代と疑ってみる(笑)。
「"少女A"って、高中だっけ???」
あたりの話題に行ったら、もうかなり可能性が高い。

「やっぱベック最高!」
「いやぁ、やっぱクラプトン御大でしょう。」
ここらへんの話題は、僕らよりやや上の世代と思われます。かなりロック寄りではありますがね。

「服部克久さんの弦アレンジが…」
「今剛さん風の和風の泣きで…」
これは我ら音楽制作の内輪の会話(笑)。

きっとね、ちょうど僕らの年代が一番元気な時なんでしょう。さあ、このパワーで明日もいい音楽をお届けするぞと。

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2007年5月17日 (木)

ギターメンテナンス

あいにくの天気。仕方がないからゴソゴソと仕事をする。この自営業の世界、よほど強い意志を持たないと休日というものにはありつけないらしい(笑)。

やり始めてしまった仕事とは、ボリュームにガリが発生して久しいギターのメンテナンス。
大阪南楽器(株)の森岡社長が1991年に作ってくれた僕のギターは、コントロールにセレクターとボリューム1個しかありません。この仕様は、当時、ヤマハSG-1000に慣れていた僕の一言から始まりました。

「ストラトのボリュームって、僕、ヘタクソやから手に当たるんですわぁ。」
「ほな、ボリューム位置ずらして、トーンも使えへんねんやったら無くそか?」
「ああ、それが楽ですなぁ。トーンもいらんわぁ。」
「そしたら、木のザグリを出来るだけ小さくして、ええ音するように作るさかいに。。。」
「へぇ~。ほな、それでお願いします。」

なんていう会話で出来た仕様です。で、写真のように開けた時いつも思うのですが、確かにザグリ(くり抜き部)が小さくて、毎回、配線材をおさめるのに一苦労(笑)。

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それはともかく、交換用のボリュームは、日本が誇る高性能ボリューム、東京コスモス(株)RV24YNを使うことにします。楽器の世界ではいまだにCTS社製が人気が高いようですが、密閉型構造の信頼性を買って、僕はこれをよく使います。左がCTS社製、右が東京コスモス製。

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てなわけで、無事交換終了。ちなみに、ピックアップからの配線材は、以前シールド線に交換しました。ストラトのここのシールド線化は、外来ノイズ対策に非常に有効です。もちろんハイ落ちしないように、低容量の1.5D-QEV(50Ω同軸ケーブル)を使っています。但し、同軸ケーブルの中には芯線が単線のものもあるので注意(切れやすいです)。

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しかし、さっきヤマハのHP見てびっくりしたけど、SG-1000って現在\210,000もするのか!?!?!?

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マークシティーの渡り廊下から

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つかの間の移動時間に、いつも立ち寄る場所。
薄暮の渋谷ハチ公前交差点を行き交う人々の群れは、見ている者を飽きさせません。

背負っている人
自由を謳歌している人
帰る場所を失った人
行き先の見えない人

人生の中でたった一度すれ違うだけかもしれないけれど、この交差点にはひとりひとりの物語が凝縮されて、湧き上がる人間の「気」のるつぼのようです。

さて、明日18日は"pesca voce"ライブ。みなさんお気軽に虎ノ門のテント屋台に寄って行って下さいませ。きっと、楽しい夜になります。

----- pesca voce ライブ -------------------
2007/05/18(金) 虎ノ門 nude
Start 20:30/21:30/22:30 チャージ\500
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2007年5月10日 (木)

曲の仕込み中ですが…

某仕事で、35曲10時間耐久リハーサルのための仕込み中。いつもはヤマトのメール便で届く譜面も、今回はさすがに厚さと重さが無理だったらしく、宅急便扱いで来ました。

で、音資料を確認していて思うのですが、最近のロックの曲ってほとんどがクランチ音色なのですよ。しかしながら、うちのディストーション、しっかり歪ませると良い音するんだけどクランチだとボケ気味。もう少しシャキッとしてくれるとなぁ…と以前より思っておりました。

で、思い余って改造(笑)。

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こうやって、時代と共に音色のトレンドも変わっていくんだなぁ…と実感する瞬間です。

このエフェクターの製作は2000年8月(市販していません)。真空管ディストーションとノイズゲートが入っています。なので、ステージでのノイズはゼロ。開発には半年近くかかったかも知れません。毎日のように、パソコンでSPICEシミュレーションをしていたのを覚えています。プリント基板は、確か「花子」で書いたっけ(笑)。

VRを替えてゲインを落として、ローゲインの時の低域を上げて、高域のカットオフ周波数も上げて、やっとイメージ通りの音に生まれ変わりました。低域を上げたおかげで、真空管回路特有のピッキングの際のDC変動の音も、よりふくよかに出るようになりました。(意味不明ですよね…すみません…)

あれ?よく考えてみたら、オーディオアンプよりこっちの方が売れそうじゃないか?ねえ、12AX7君。

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2007年5月 9日 (水)

やっと音楽制作に戻りました

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すっかり片付いたスタジオで、夜中に譜面書きーの、アレンジオケ制作しーの。
そうだ、今度の講義では「正しいAUX SENDの使い方」について話をしよう。ついでにDAWに頼らないモニター系についても、理解してもらおう。みんなあれこれ悩む部分だから…。

隣のお寺から鶯が鳴いてきた。そろそろ寝ます。
本日も、みなさんにとって、僕にとって良い日でありますように。

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あぁっ…またしても俺ったら…

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2007年5月 7日 (月)

完成!

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なんとかクライアント納品用のプリアンプ部試作機をまとめこんだものの、片付ける気力も無く、夜中に発泡酒を2本。アンジェラアキ"Kiss Me Good-Bye"(僕、弾いているので…)で試聴中。設計中は気付かなかったけど、真空管特有のコンプレッションだけでなく、偶数次高調波による倍音効果もそこそこあるようです。

クライアントはどうか知らないけれど、個人的な設計コンセプトは、
「女性ボーカルを、より色っぽく聴きたい。」
大手メーカーには出来ない、ミュージシャンだから、中小メーカーだからできるチューニングを、これから量産までかけてやっていきます。年明けあたりには、某メーカーから皆様のお耳にかかれるかと。

しかし明日は片付けよう。1週間ほど音楽に専念しなければ…。

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2007年5月 5日 (土)

行楽日和には行楽ライブ

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昭島のホテル"フォレストイン昭和館"で、ジャズコーラスグループでの華やかな演奏。まるで沿道に咲き誇るサツキ達のように…あ、それはちょっと可憐過ぎますかね?もうすこしスケール大きくゴージャスな演者達です(笑)。

同じメンバーで、来週、六本木でもやります。夜空を彩る素敵なコーラスに、見惚れ聴き惚れることうけあい。是非みなさま足をお運びくださいませ。

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Skip Trip ライブ
2007/05/12(土) 六本木 Misty
Open19:00 Start20:00/21:20/22:40 3stages
Charge \1,000/1stageあたり

Skip Trip : すみれ、平尾絵理、三根寛子(以上vo)、小倉哲(vo/g)
サポート : 太田光宏(g)、大森哲也(b)、津山貴裕(ds)
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