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2006年7月28日 (金)

洗濯機

深夜2時のスタジオ

機械油のにおいが充満した
プーリーは悲鳴をあげ
モーターは強烈に熱くなっている
そしてついに保護回路

洗濯槽停止

キミへの治療法はただひとつ
温度が下がるのを待つだけ


ほら
再び動き出した老体は
何かに駆られるかのように
最後の力をふりしぼる

悲鳴を上げるプーリーと
熱いモーターを抱えながら
ドクターストップとの戦いだ

そうやって
キミの14年の幕引きは
キミ自身で飾るのだ

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2006年7月23日 (日)

昭和歌謡ライブの日

はじめてのハコだしなぁ、音も分からないし。よし。今日は早めに入ろう。

と思いつつ、渋谷Manboo(漫画喫茶)にて1時間半の仮眠(AMからの移動の流れ。決して寝泊りしているわけではない)のつもりが2時間半に。あわてて出ようとするが、狭い通路に大荷物が引っかかって四苦八苦。やっとの思いで渋谷駅南口のバス乗り場に付いたときには、全身汗ぐっしょり。

で、東急トランセという乗り物にはじめて乗りました。あの茶色いミニ路線バスね。

「えーっと、降りる停留所は、ははーん。西郷橋ね。よしよし。間に合う間に合う。」
「本日はご乗車ありがとうございます。ここからはデマンドルートとなりますので、お降りの交差点でお声掛け下さい。」
「え?停留所無いの?まずいよ…。ぜんぜん場所分からないよ…」

ドキドキしながらそれでもだまって座っていると、

「お待たせいたしました。ここからは停留所アナウンスをさせて頂きます。次はイタリヤ本社。」

あ、よかった…。停留所復活した…

「次は西郷橋。」
「はい!」(動揺して、ピンポンを押すつもりがなぜか大声で答えている37歳)

どうやら、途中の循環ルートのみフリーになっているようですね。また冷や汗かきつつ、無事、代官山CANDYに到着。と、入った瞬間、その豪華さに感動。ブルーノート代官山っていう趣。スタッフの方も非常に親切で、気持ちよく本番を迎えられました。

そして、昭和歌謡を現代風にアレンジした本番も、たくさんのお客様に支えられ大満足。しかも、普段邦楽に親しんでいるお客様(ちなみにこの日は「紫蘭まき」さんという、長唄の方のポップスライブでした)は、掛け声もまた粋。

「よっ!ブラボー!!」(会場笑)

ちなみに、先日日記に書いた曲は、
「黄昏のビギン / ちあきなおみ」
この曲だけはいじらずに、ガットギター1本のサポートでやらせて頂きました。さあ、明日はちあきなおみ大全集を購入しようっと。

いつものよう~に幕~が開~き~

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2006年7月21日 (金)

雨の日はウチに居て

いざという瞬間、辺りの景色はスローモーション。

雨の朝、ジョナサンで打ち合わせの後リハーサルに行こうとして、タイル張りの入口で大ゴケ。右肩にエレクトリックギター、左肩にアコースティックギター、背中にエフェクト機材で、体重100kg(笑)パターンの日なので、コケ方によっては何かを壊してしまいそう。でも、こんな時人間ってすごいなと思うのは、ややスローモーションになった景色の中で、確実に楽器をかばうコケ方が出来るということ。この日も無事でした。

そういえば忘れもしない4年前、渋谷のクラブでの仕事の後、そそくさと
「じゃ、お先に失礼しますね…」タタタタタッ
と鏡張りのフロアーを中腰で走って出ようとした瞬間、見えない段差に引っかかって大ゴケ。もちろんその時も、スローモーションの景色の中で楽器をかばっていました。が、逆サイドの鏡張りの柱の角に額をぶつけ、ぱっくりと13針。おかげでライブ1本キャンセルなど、ある意味楽器よりも厄介なことに…。

大体、太っているくせにせっかちなこの性格。これが諸悪の根源。
でもねぇ、ゆっくりっていう文字は僕の辞書にはないしねぇ…

梅雨空の下、ダイエットとビールを天秤に掛ける日々。

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2006年7月17日 (月)

トーキョードリーム

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急な坂をよっこらしょっと登っていく黄色い電車。
そして学生だらけの駅前。

ニートのような学生生活を何とか終え
はじめて訪れた東京でふと感じた
あの何ともいえない気持ちは
いつの間にか、思い出せなくなっていた。

今日も、トーキョードリームが走っている。

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2006年7月16日 (日)

風物詩

060718

本当は、磁器の子ブタちゃんに蚊取り線香が粋なのですが、
部屋干しの洗濯物の手前、今年もイミテーションに頑張っていただきましょう。

たーまやー!って、まだ早いか…

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2006年7月11日 (火)

昭和の名曲

不覚にも、僕はこの曲を知りませんでした。

音資料を聴いて
アレンジスコアを二行だけ書き始めて
あまりに気持ちが高まりすぎて
いきなり休憩。

歌と詞と曲すべてに圧倒される時というのは、決まってこう。
あまりに絵が見えすぎて、どんなアレンジも嘘になってしまいそう。

結局、ガットギターのみの編曲です。
昭和の師匠達の、胸を借りるつもりで弾かせて頂きます。
ボーカリストも、きっと同じ気持ちでしょう。

7月22日 代官山Candyにて

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2006年7月 9日 (日)

深夜徘徊

Mejirodori060709

アルコールを求めてか、ただ歩きたいだけか、
午前2時の目白通りを徘徊する。

気ままな生活。
そうでもないか。

コンビニに入ると、今夜は僕の好きな歌舞伎おばちゃんだった。
この人、多分同年代だと思うが、アイラインの入れ方がどう見ても歌舞伎。劇団の方かなぁ?本番帰りにアルバイトかなぁ?いつも訊いてみようと思いつつ、ついつい躊躇してしまう。
勘違いかもしれないけれど、自分が本番帰りのときにあのおばちゃんがいると、同士のようで何だかうれしい。

おばちゃんって…
僕が使う「おばちゃん」は、親しみを込めた表現ですからね。悪い意味じゃないよ。念のため。

湿った夜風に当たりながら歩く東京が、
やっと最近、心地いいと思えるようになりました。

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2006年7月 8日 (土)

中途半端な演出

髪を切りました。
えーっと、たしか3ヶ月ぶり。
ズルズルと先延ばししたくなかったので、出先から帰り道にある、行き慣れない理容店に。

「いらしゃいませ~!」

ん???黄色い声とミニスカート。
メイド三発?いや、メイド散髪?

僕の担当は、アルプスの少女ハイジのペーターと同じくらいソバカスが似合っている、若い理容師さん。職人さんに対してこんな事言うと失礼だけど、かわいい。

「オールバックがまとまる長さまで切ってください。」
「長めのオールバックと短めのオールバックがございますが…」
「あ?そうですね…短めでお願いします。」
「では、バリカンは使ってよろしいですか?」
「はい。お願いします。」

ガリガリガリガリ…

「今日はオールバックではないんですか?」
「はい。ステージの時だけです。」
「司会か何かですか?」

ああ、なるほど。年齢といい声質といい恰幅のよさといい、そう思われる要素は十分にあるよなぁ。

「いや、僕は楽器屋です。」
「ああ、楽器オークションですね。司会大変ですよね…」

この人、思い込みが激しい性格らしい。

「プラス300円でシャンプーさせて頂きますが、いかがですか?」
「あ、お願いします。」
「では、前へどうぞ。」
「はい。」

ゴシゴシゴシゴシ…

「あっ!」
「どうしました?」
「プラス100円でヘアーエステコースがありますが、いかがですか?」

いや、もう洗い始めてるやん。

「普通のと何が違うんですか?」
「頭皮の汚れを取るミントのシャンプーとヘアーパックが付きます。」
「じゃあお願いします。」
「ありがとうございます。愛情たっぷりに仕上げます。」

あれ?やっぱりそういう店なのか?中途半端な演出やなぁ。

しかし激安店にしてはかなりの丁寧な仕事。もしかしたら行きなれている近所の理容店を裏切って、こちらに通ってしまおうかな?

「ありがとう。また来ますよ。」
「ありがとうございました(満面の笑み+ウィンク)!」

やっぱりそういう店なのか???
あー、でもその中途半端な演出…まいった。落ちた。

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2006年7月 3日 (月)

うるおい補給

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渋谷駅前の喧騒を抜け、少し歩くと、こんな景色に出会いました。

レッスン先に伺う途中の「美竹の丘」。
(渋谷区のケア施設で、旧小学校跡地だそうです。)

写真は暗くて分かりづらいですが、庭はいつも手入れが行き届いていて、最近パサパサのココロに、少しだけうるおいを補給してくれます。

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2006年7月 2日 (日)

ライブと訃報

両国の新しいライブハウス「両国無双」でロックのライブ。
今は立ち上げ時期ということで、プランニング会社他の外注含め多くのスタッフが立ち会って、音響や照明を作ってくれました。そのこだわりたるや物凄く、およそ普通のライブハウスの音響/照明ではなく、大規模なホール用のセッティング。どんな演出にも対応出来そうです。
出音も、全体的に吸音がまだ不十分なところはあるものの、お客様が入った本番では素晴らしいバランスで、ミュージシャン一同感謝。今度伺う時には、オペレーターもこなれてきて、きっと完成されたライブホールになっているんでしょう。今後が楽しみです。

さて、その控え室で、オールバックの髪を作っている最中、橋本龍太郎氏死去の知らせを聞きました。本日になって詳しくニュースをチェックしたのですが、驚くべきはその扱いの小ささ。
一芸人がこんな発言をするとお叱りを受けるかもしれませんが、「橋本龍太郎氏死去」よりも「ブラジル敗れる」を一面に出すような国は、おそらく日本だけでしょう。政治家や公務員というと、我々はついつい色眼鏡で見てしまいがちですが、華やかなエンターテインメントの裏側で、それが叶うように地道に社会を支えている方々がいっぱいいらっしゃいます。
よくライブで伺う虎ノ門界隈の庁舎ビルの窓明かりは、いつも不夜城の如く灯っていて、おそらく徹夜で法案を書いているような事務方の姿が想像されます。

そんな方々にも精一杯の敬意を表しつつ、ご冥福をお祈り申し上げます。

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2006年7月 1日 (土)

トラブルの朝

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原因不明のエラーが発生しました。
CUBASEを再起動してみてください。
それでも解決しない場合は…
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それでも解決しない場合は???

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PCを再起動してください。
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冷たい。冷たすぎる!!!

朝からこういうことを言われたときは、必ずCUBASEが再起動不能になっています(泣)。運が悪かったとあきらめて、シャワーでも浴びることにしましょう。あとでこま切れのオーディオファイル貼り付けなきゃ。どれがどの部分かは、お湯の中で思い出そう。

割と安定しているうちの機械ですが、調子に乗っているとたまにこの冷酷な言葉を浴びせられます。やはり5年前の\39,800パソコンにはやはり重いか?もう十分減価償却しているし、引越しを機に、PCの入れ替えを目論む今日この頃。

ただ、先日友達が導入したPen4マシンは猛烈な騒音を撒き散らしていて、
「これじゃぁ仕事にならんなぁ。なんとかせんと。」
と嘆いていました。その点、僕のDuron 1GHzは大きなFANで相当静かになっているし…。そして無理しなければ意外と安定しているし…。

みんな同じことを思うのでしょうが、DAWの圧倒的な便利さやコストパフォーマンスと引き換えに、音楽と関係ないところで神経を使うこの矛盾。

そういえば、先日の演歌レコーディングで、今時めずらしくPCM3348が走っていました。エンジニアさんの腕によるところが大きいのでしょうが、すごくいい音で録れるのね。泣きのギター屋は超感動。

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