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2004年1月20日 (火)

中高年

楽器屋から毎月のようにDMが来ます。
数100万のビンテージギター類からサイレント楽器特集、最新のレコー
ディング機材など、ありとあらゆる機材が目白押し。こんなDM、昔は無
かったのになぁ?と首をひねっていたところ、やっと理由が分かりました。

年齢だ。
いま、中高年が元気なのだ。
そういう客層になってしまったのだ…

ニュース番組でも特集していた、50代バンドの「ハイウェイ・スター」。
昔バンドマンだった50代のお父さん達が、空白の30年間を必至でうめて
いる姿。かっこいいのか、かっこわるいかは分からないが、少なくとも演
奏は聴くに堪えなかった。で、このようなお父さん方が、高価な楽器をエ
イヤッと購入するらしい。

すごく複雑な気持ちになりました。

彼らは、誰にも迷惑をかけず、非常に正しい生き方をしてきて、晩年の
趣味としての音楽を選んだ。ある意味尊敬に値すると思う。僕も、一度
は音楽をあきらめた人間であり、彼らと同じ道をたどるはずだった。だか
ら、彼らを見ていて、とても全否定する気にはなれないのだけれど、でも、
どうしようもない憤りが湧き起こってくるのです。

何も壊さず何も捨てず何のまちがいもせず誰も不幸にしてこなかった、
「正しい」人々のROCKなんてありえないよ。ましてや、その道楽のために
ビンテージギターを購入するなんて愚の骨頂。やめちまえ!

とはいえ、そういう僕も守ることをやめていないわけで、全く大きな事を言
える立場には無く、ぐるぐると巡りめぐって、結局は自分批判になるわけ
で…

もうそろそろ、何を言われても動じない人間になってきたと思ったけれど、
BEGINに泣き、松山千春に泣き、はじめてのおつかいに号泣し、何だか
不安定な2004年。おろかな父親は、どうやってでもこのココロを金に換え
てやる。全ての恋は、その手段だったと開き直ってやるから。

待っていろ。

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2004年1月12日 (月)

スタジオ改造その1

部屋のコーナーにあったスピーカーを、作業卓の両端(約1050mm)に移動して
みました。これは、定在波の原因になっている部屋の長辺と天井高(約2470mm)
の42%程度になり、半波長(約69Hz)と1波長(約138Hz)のブーミング(注:ブーイン
グではない)からは解放されるはず。

さて結果は
①確かにブーミングは減少した。スピーカー幅を狭めたので低域量感も向上。
②が、しかし、まだまだ低域アバレが残っている。完全ではない。
③ボーカルセンター定位が、思ったより甘い。
④女性ボーカルの低域ふくらませ過ぎを反省した。
⑤聴取距離が近づいたため、聴き疲れする。
⑥気分が変わった。

総合70点位でしょうか。まだ残っている低域アバレと、センター定位の甘さは、
おそらく壁の反射が結構あるからでしょう。ここからが本当の対策です。タマゴ
用の梱包材(ダンボールに入っているやつ)の新品を、どこかから入手できれば
、割と簡単に解決しそう。

あと、聴き疲れするのでスモールモニターが欲しくなります。でね、テレビを作業
卓の上に置いた。このスピーカーをスモールモニターにする(笑)。結構いいよ。

そうそう、誰が言い出したのか知れないが、レコーディングにはスモールモニタ
ーこそが必需品で、ラージモニターなんていらないという風潮になっているが、
そんなの真っ赤な嘘だよ。自宅録音用に機材をいっぱい売りたい人達が、ラー
ジモニターは価格的にも場所的にも売りづらいから、
「時代のトレンド。スモールモニター徹底比較!」
なんてやっているだけです。だいたいNS-10Mの低域だけで、どうやって安心し
てミックス出来るんだ?絶対嘘だよ!嘘!ラージモニターが基本です。
(但し、最近の中型パワードモニター(8inch程度)は、コーン紙の質量を上げ、か
つパワーアンプ部の周波数特性に細工をすることで、各社低域までフラットに
なっているようです。それより小さいものは、いわゆる点音源になるため、聴取
距離が相当近くないと、本来の特性が得られません。)

あ、また小言になってしまった。

で、何で最近こんなに自宅スタジオの音にうるさいかというと、2004年の構想が
いろいろあるわけね。それには、宅録でCD作ることが多分必須になるはずなの
です。なので、いろいろ頑張りますよ。オンボロ機材の山からでも、いい音楽は
出来る。いい音は残せる。ですよ。

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2004年1月11日 (日)

親父の小言

たとえばSEXの最中に
相手がものすごくあえいでいるとして
決してそれに同調せず
冷静に次の手をひねりだして
絶頂までみちびいていく

これがうたものサポートの基本。

たとえばバラードサビ
エレピのコードが鳴っていたとして
コーラスかけたハーフトーンで
たまらずコードを重ねるのは
おいおいそれは愚の骨頂。
いっそコーラスはずしたフロント一発
ミュートバッキングが正解です。
ボーカルマイク離した隙に
エッチなオブリで盛り上げるべし。

日頃の鍛錬がモノをいうのだ。

決して自分が盛り上がるためではなく
全ては歌い手の絶頂のために。
バンドにおけるギターという楽器は
それが出来うる数少ない音源なのだよ。


笑笑のトイレで用を足すと
いつも気になる"親父の小言"。
そういや俺も思うことあったっけ。
竹芝桟橋からの夕日に願いを込めて。

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2004年1月 6日 (火)

なやみごと

どよーん どよーん
どよーん どよーん

始めはモニタースピーカーの特性のせいかと思った。
で、バスレフポートをふさいでみたりした。でも、

どよーん どよーん

だめだこりゃ。

クライアントから「クラブ的な派手な音」を求められたとき、ついつい使う
常套手段が、「ベースの音に1oct低い音を重ねる」という危険を伴う手法
なのですが、これの効果がうたものスタジオではよく分からない。
結局、四角形の部屋が鳴ってしまって、ある周波数だけ強調されてしまう
のです。これを「定在波」または「定常波」といいます。
和室の場合は、畳と土壁があるためほどよい吸音効果が存在し、あまり
気にならないのですが、マンションのような反射性の壁に薄いじゅうたん
では、確かに問題になるのは分かっていました。しかしここまで鳴るか~。

結局、今回のミックスダウンはヘッドフォンを多用しながら仕上げました。
何とかまとまっているとうれしいのですが…

しかし、これを機に、スタジオの配置替えの決心がつきました。
一度正確な部屋の寸法を測定し、そこから定在波を計算し、最適な場所に
スピーカーを配置する。部屋の角(低域がたまりやすい)の吸音と、壁の各
対向面に反射対策を施せば、ちゃんとしたモニター環境が整うはず。
しかもこれはほとんどお金を使わない。多大な労力とアタマは使いますが…

商売繁盛を祈願して、いっちょ頑張ります。

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