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2003年1月25日 (土)

es

なつかしい同期の大学の先生(ややこしいが…)と飲んだ。
その先生が、別の心理学の先生に教わったことの受け売りを話す
(とてもややこしいが…)には、こういうことのようだ。

「強い論理性を主張する人は、論理的ではない」

なぜなら、
思考は論理から生まれるのではなく、esの中ををさまよいながら
生まれる。たまたまそのesの中に一筋の論理性を見つけたとき、
初めて論理的思考が形成される。

???esってなに?ミスチル?

心理学用語で、人間の最も深いところに位置する欲求。あるいは
無意識下の欲求。

「つまり、論理的に見せるための論理。ていうことかな?実際の
その人の意図は全く別にあって、それを実行するための論理が発
生するんやな。したがって、そういう人は論理的ではない。」

ほぅー。自分を守るための口実みたいなもんかな?僕が一番忌み
嫌うタイプの人間やなぁ。
でもね、最近それもある意味許せるような気がしてきた。
そりゃー、いろいろ口先で表裏を使い分ける人は知っていて、と
ても許せなかった。けどね、その人がそこまでして守るものが、
たまに見え隠れするんですね。それはわざとじゃないと思うんだ。
それを見たとき、「まあ、目ぇつむってやるか。」と思ったりし
て、実際聞かなかったことにしている。
自分はね、おばあちゃん譲りのプライドの塊だから、表裏使い分
けるようなみっともないことは、絶対にしないけどね。

「まあ、俺も目指すは平穏な生活やからな。」

えっ?うそ?おまえ、年とったなぁ。でもそれは決して悪い意味
ではなく、彼の許容量が増えたんだと思う。だって、僕らの年代
は今、ちょうどバラエティーショップ状態。
家を買う奴。結婚した奴。離婚した奴。おばちゃん街道まっしぐ
らの奴。おばちゃんじゃない奴。サラリーマンな奴。フリーター
な奴。そして僕みたいにフラフラしている奴。
自分の前ばかり見ていたら、何も許せなくなってしまう。だろ?


池袋の雪はとっくになくなっている。
スーツな彼の、少し丸くなった後姿を見送りながら、僕のesにつ
いて考える。

ひとつの結論。
僕はずっと、こうやって1人で考えたかったんだ。
もしかすると、ただそれだけなのかも知れない。

マツモトキヨシの前でティッシュをもらう。ちょっとこのバラエ
ティーな街が好きになってきたところ。

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2003年1月20日 (月)

持病

それはいつも、発作的にやってくる。

スポーツ番組を見ている時
打ち合わせをしている時
ふとんに入っている時
音楽をしている時
笑顔でいる時

突如、顔の筋肉が動かなくなり、暴力的なココロが顔を出す。
僕がコントロール可能なうちに、即座に手を打たないと、
どういうことになるか、僕が一番よく知っている。


今日もまた、それは突然やってきた。
まるで満水になったダムがとうとう決壊するように、
体中を熱い蒸気がかけめぐった。

しまった。

手遅れになる前に、あわてて僕はその蒸気を音にした。

弦が1本切れた。
ピックが3枚割れた。
右手の爪が赤くにじんだ。

しかしやっとの思いで、僕は発作に勝つことが出来た。


持病の名前くらい知っている。
治療法の模範解答なんて、とうの昔に知っている。

でも、満たされた体に音楽は生まれない。
しかし、甘えるこのココロを僕は許せない。
ならば、いっそ壊れてしまえ。
いや、それはまた背負うことからの逃避だ。
こんな、自意識過剰は嫌いだ。
けれども、自意識無いところに美は生まれない。
美は、美しいか。
美しいと、感じるココロは無責任だ。
責任をもって生きるには。
音楽なんて、やめてしまうこと。
やめたとして、生きていけるか。
生きていけない。
どうすればいい。
どうしようもない。
どう生きようが、僕は僕を許せない。


ただ、僕に唯一できる対症療法がある。

ひさびさに料理をしてみた。
野菜をたっぷり入れてみた。
発泡酒でなく、ビールを買ってみた。
10分くらい迷ったけれど。
少し高くついて悪いけれど。
ようやく、心が落ち着いた。

コラムにしてみようと思った。

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2003年1月11日 (土)

終電車

重い荷物が両肩に食らい付く
肩が触れ脚が触れそして引く
むせ返るようなこの空気が
みんな溜息で出来ていたとしても

ありきたりであることを 否定してはいけない
力無く歩むことを 否定してはいけない

大人になって もう ずいぶん経った。


窓を目をやりハッとする
表情を失った顔が並ぶ
たとえば僕がじじいになって
何のギザギザも無くなったとしても

その時吹く風を 全部受け入れていたい
しぼり出すような笑顔で 全部受け入れていたい

大人になって もう ずいぶん経った。


吐いて捨てるほどの出会いと
友達が君を呼んでいる
居心地の悪い媚びない僕を
すべて許すようなヘマはしないだろう

遠くかすむ僕の足跡を 知らなかったことにすればいい
重い荷物を背負う僕を 知らなかったことにすればいい

大人になって もう ずいぶん経った。

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2003年1月 2日 (木)

大好評チーズケーキのレシピ

天窓ライブで好評だったケロリンさんのチーズケーキ
の作り方です。濃厚なクリームチーズが何と250g!!
あれ?これって粉が入らないということは、いわゆる
「レアチーズケーキ」なんだ。いやいや、でも40分も
焼いているぞ。うーん。
まあ、とにかく作ってみるべし。うん。

☆材料☆
クリームチーズ250g
生クリーム1パック
卵2個
グラニュー糖1/3カップ

☆作り方☆
1.クリームチーズに少しずつ生クリーム入れて混ぜる。
2.卵(全卵のまま)を少しずついれて混ぜる。
3.グラニュー糖も少しずつ入れて混ぜる。
4.型に流し入れ、170度のオーブンで約40分焼く。
5.焼き上がったら、あら熱を取り、冷蔵庫で冷やす。

☆ポイント☆
a.クリームチーズは室温でやわらかくしておくか、
チンで30秒でも、いいかも。
b.泡たて器で、まぜまぜ。ヘラでもいいけど。
c.型には何も塗らなくて良い。

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2003年1月 1日 (水)

あずけもの

松屋の牛丼。
新年初めての食事。

真夜中の駅前は、もっとがやがやしていると思っていた。
僕と同じようなオッサン達が、いっぱい居ると思っていた。
酔った勢いで叫んでいる奴とか、うずくまってる奴とか、
そんないつもの風景を、やっと見慣れてきたところなのに。

外になんか、出るんじゃなかった。


でも、こんな気持ち、ずっと忘れていたよ。
遠い遠い時を越えて、
遠い遠い修学院の踏み切りで、
君に預けたままだった。

今、確かに受け取ったから。
大切にしていくから。

かわりに、
僕の精一杯の笑顔を、
慣れないライブハウスの君に預けたから。
頼んだから。


だから、
今頃になって止まらない涙を、
君は、許してくれるよね。

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